日本競馬界に訪れた『牝馬の時代』。 ウオッカやダイワスカーレットが牡馬を相手にダービーや有馬記念などを制すると、2世代下のブエナビスタがその流れを受け継いで中長距離戦線を引っ張る存在として君臨。さらにジェンティルドンナ、アーモンドアイといった歴史的名牝が続いた。 それまで少なからずあった「牝馬・牡馬の壁」は、今や完全に...
葵ゆう子
文筆家。ディープインパクトやステイゴールドの血が広がっていく様子を見守りたい。引退馬支援の輪も広げていけるように応援中。「ウマフリ」のほか、雑誌「競馬最強の法則」など。お仕事の依頼はウマフリのお問い合わせページより編集部さま宛にご連絡ください。
葵ゆう子の記事一覧
平成後期の競馬界を支えた2頭のサラブレッドが、この世を去った。 キングカメハメハと、ディープインパクト。 ともにダービー馬であり、種牡馬としても多大なる功績を残した2頭だ。 競馬ファンでなくとも、その名を知る人は多いだろう。特にディープインパクトは、社会現象を巻き起こしたほどのサラブレッドだった。キングカメハメハも「大...
2012年の菊花賞勝ち馬・ゴールドシップ。 数々の名勝負を繰り広げた芦毛の人気者は、G1で6勝という好成績を残して2015年有馬記念にて引退。そのまま、種牡馬として第二の馬生を歩み始めた。 ゴールドシップといえば、多くの武勇伝だけでなく、須貝厩舎・今浪隆利厩務員から多くの愛情を受けていたことも印象的な競走馬であった。フ...
土曜日の朝、目覚めると、競馬界が大騒ぎになっていた。 どうやら、禁止薬物が含まれた飼料添加物が出回っていたらしい。様々なメディアが、次々にその事件を報じる。150頭を超える馬が、レース直前に緊急で出走除外になったのだという。令和の競馬が始まってまだ2ヶ月足らずで、大きなニュースが巻き起こってしまったなぁと憂鬱な気分でテ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~