インタビュー [インタビュー]名手・吉原騎手が振り返る、ハクサンアマゾネスの蹄跡 2025年6月8日 44戦30勝、重賞は25勝と圧倒的な成績を残したハクサンアマゾネス。その勝利のほとんどで手綱を握った吉原寛人騎手に、彼女との思い出のレース等を振り返ってもらった。彼女自身の事などを聞いた前回インタビューと合わせて、金沢の女傑・ハクサンアマゾネスと吉原騎手との繋がりを感じてもらいたい。 まさに人馬一体の名コンビ Phot... 『遊駿+』編集部
「名馬」を語る 誰からも愛されたハヤヤッコの2534日~ハヤヤッコの引退によせて 2025年6月6日 「2歳の6月から9歳の6月まで、丸7年間も一緒に競馬場で過ごしたのだから、情も移るさ…」 日本ダービーの余韻が残る目黒記念、直線半ばで競走中止したハヤヤッコ。毎週競馬場に通っている敏さんは、ハヤヤッコが乗った馬運車が遠ざかって行くまで、寂しそうに見送っていた。 ハヤヤッコの蹄跡 白毛馬のハヤヤッコ。“ヤッコさん”の愛称... 夏目 伊知郎
「名勝負」を語る 願い、叶う日 - 第89回日本ダービー・ドウデュース 2025年5月31日 新緑のターフを風が駆けた。数多の夢を、幾多の願いを、その背に乗せて。 ──長い直線。静寂を破り、歓声が波のように押し寄せる。 彼は駆ける。ゴールを目指して、真っ直ぐに。勝利は約束されたものではない。それでも彼は信じる。騎手の手綱を、声援を、そして自らの脚を。 あの日、府中の空に掲げられたのは一つの希望。ファンの想いが結... norauma
「名勝負」を語る 『劇場版ウマ娘』のタイトルともなった「新時代の扉」とは。ジャングルポケットと2001年日本ダービー 2025年5月31日 1.「新時代の扉」 2024年5月に公開され、興行収入13億円を超えるヒット作となった『劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』。2025年5月からはサブスクリプションサービスでの配信も開始され、改めて注目が集まっている。タイトルとなった「新時代の扉」は、主人公ジャングルポケットが日本ダービーを制した際の実況でも使... 縁記台
一口馬主 [一口馬主]一口馬主歴10年以上の私が重視したいもの 2025年5月31日 「一口馬主」において、一口ファンであればそれぞれに目的というか、大切にしたい──重視したいものがあると思う。出走数、回収率、大舞台での活躍…。重視するポイントはそれぞれのファンの皆様の中にあり、「一口馬主」のクラブによっても強み弱みがある。HPや案内を見てもそれぞれの特色が見てとれる。好きな血統がいるクラブや好きな条件... 望月祐太
「名勝負」を語る [オルフェーヴル伝説]雨のダービー。悪条件が引き出したオルフェーヴルの輝き 2025年5月30日 三冠達成や阪神大賞典での逸走、凱旋門賞での連続2着──。あの個性派名馬の歩んだ現役時代を振り返り、父として活躍する現在の日々を紹介するファン必読の一冊、競馬書籍『オルフェーヴル伝説 世界を驚かせた金色の暴君』(星海社新書)。池江泰寿調教師や森澤光晴調教助手をはじめとした当時の関係者インタビューも多数掲載されているほか、... 星海社
「名勝負」を語る “Mr.ダービー馬”ドゥラメンテとライバルたち/2015年日本ダービー 2025年5月29日 二冠馬に与えたい“Mr.ダービー馬”の称号 「皐月賞は最も速い馬、ダービーは最も運のいい馬が勝つ」という昔の格言を、毎年この時期になると思い出す。 諸説は色々あるが、皐月賞は成長力の早い馬ならスピードがあり他馬を制せる、昔の日本ダービーは30頭近く出走し、枠順や道中の展開で有利不利が生まれるから、様々な障害をクリアでき... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る ハイセイコーとは何者なのか? - 寺山修司が語るレジェンドホースとその時代 2025年5月28日 1.「レジェンドウマ娘」ハイセイコー ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の4周年で追加された新シナリオ「The Twinkle Legends」。このシナリオでは、「レジェンド」のウマ娘として3人が新たに登場した。セントライト、スピードシンボリ、そしてハイセイコーである。 モデルとなった競走馬はいずれも競馬史に名を残... 縁記台
「名馬」を語る スターズオンアース - 世界が見上げた地上の星 2025年5月24日 優駿牝馬。言わずと知れた、三歳牝馬に一度きりだけ出走が許される、日本ダービーと並ぶ伝統のクラシックタイトルだ。三歳牝馬が2400mの芝コースを走るという、華やかな題名と相反するような過酷さを含んだ舞台。数々の名牝が樫の栄誉へと挑み、涙を飲んだ。 オークスと聞いて私が真っ先に思いつく馬の名は、スターズオンアース。彼女の走... 大守アロイ
「名馬」を語る メイショウマンボ - メイショウさんと武幸四郎騎手が掴み取った、忘れられないオークス 2025年5月24日 メイショウの縁が繋げた血 松本好雄氏は、メイショウサムソン、メイショウドトウといった、メイショウの冠で知られる馬主である。牧場との交流や、つながりを大切にするオーナーと言われ、頼まれれば中小牧場の良血とはいえない馬を買うこともあるらしい。だから、競馬界に携わる人々から、尊敬と親しみを込めて、「メイショウさん」と呼ばれて... ゆもと さとこ