帝の孫であり帝王の子。奇跡の豪脚の孫であり天馬のひ孫。神馬のひ孫でもあり、喉鳴に三冠を阻まれた二冠馬の玄孫──。 クワイトファインは、日本競馬史に燦然と輝く名馬を詰め込んだ血統を持つ馬である。彼は金沢競馬の高橋俊之厩舎で現役最後の4年間を送り、72戦のレースを走りぬいた。その72戦の半分以上、43戦で手綱を握ったのが当...
インタビュー
インタビューの記事一覧
2024年11月15日、青森ホースファームが『ウインテンダネスの血統をつなぐ』というクラウドファンディングをスタート。『トニービンからつながるウインテンダネスの血を残したい』という決意のもと始まった、ウインテンダネスに種牡馬を続けさせるためのプロジェクトに、SNSを中心に多くの賛同者が集まった。 翌日には早くも第一目標...
今年、ナミダノキスとのコンビで石川優駿とサラブレッド大賞典の金沢競馬3歳二冠を制して大きな飛躍を遂げた柴田勇真騎手。この柴田騎手が人生で初めて名前を知った馬は、社会現象ともなったあの馬だった。 「中学生くらいにディープインパクトの引退レース(有馬記念)を親がテレビで見ていて、すごい馬が引退するんだなって」 そう、ディー...
クラシック最終戦・菊花賞。過去の勝ち馬にはタイトルホルダーやキタサンブラック、マンハッタンカフェやセイウンスカイなど数々の名馬が名を連ねる。そんな伝統の一戦に、今年は青森県産馬ハヤテノフクノスケが出走する。 青森県産馬のクラシック出走はミライヘノツバサ(2016年菊花賞13着)以来、8年ぶり。勝利となると、1976年の...
馬に関するクリエイター集団「Happy Horse Creators」とアパレルブランド「HAYLIFE」が、松岡正海騎手とコラボした引退馬支援のための「にんじんプレゼントTシャツ」を発売し、話題を呼んだ。2020年から活動をスタートしたHAYLIFEが、2023年からはHappy Horse Creatorsとコラボ...
2024年1月、古くからの競馬ファンを驚かせるニュースが飛び込んできた。『益田競馬場の跡地にあった"東京シティ競馬益田場外発売所"が廃止』。益田競馬といえば、SNSでも"チーム益田"として情報を発信していて、ファンのなかでも元関係者同士の絆が深いことで知られる。そんな関係者の方々は、古きホームである場所の廃止にあたり、...
ダービー2着、菊花賞2着、有馬記念2着──。三冠馬オルフェーヴルのライバルとして、G1の大舞台で何度も好走した名馬、ウインバリアシオン。青葉賞・日経賞を制し、G1での好走歴も多い実力派は、引退後に青森で種牡馬となり、現在は東北町・(有)荒谷牧場に繋養されている。今回は、ウインバリアシオンを所有するスプリングファーム代表...
パンサラッサの引退式で颯爽と現れ『パンサラッサの歌』を披露した"アフロの人"。競馬を愛し、音楽を愛する若きアーティストは、大観衆の前で何を感じたのか──。今回は、今を時めくミュージシャンのブルーノ・ユウキさんにお話を伺ってきた。 きっかけは食事会での会話 「パンサラッサの引退式で歌わせていただけることになってからは、プ...
イクイノックスvsリバティアイランドで盛り上がる2023年ジャパンC。その登録馬を見て、競馬ファンから驚きの声があがった。兵庫競馬所属のチェスナットコート・クリノメガミエースが出走を表明したのだ。普段とは異なる条件・場所、輸送、そして世界トップクラスのメンバーとの激突…。そうした高いハードルを乗り越えて至った今回の挑戦...
2023年に発足した競馬グッズの販売サイト『HORSEGOODSnet』。マカヒキやサリオス、レイパパレなどの引退記念グッズを販売し、競馬ファンからの人気を集めている。エフフォーリアの引退記念グッズで話題になったことでその存在を知ったファンも多いだろう。今回はそんな『HORSEGOODSnet』の代表を務める米本 洋平...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~