ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]第14回阪神カップ(GⅡ)~桜花賞馬復権~ 2019年12月25日 グランアレグリア、レッツゴードンキという新旧桜花賞馬を含む重賞馬9頭が揃った、2019年阪神カップ。豪華メンバーに加えて、阪神芝1400mという距離がこのレースを難解なものにする。 例えば、キンシャサノキセキが1度目の阪神カップを制した2009年は、2着にCBC賞を制したプレミアムボックスが入ったように、1200m前後... ウマフリライター
インタビュー [インタビュー]浦和名物「コスプレメンコ」のこだわりと想い〜浦和・工藤伸輔調教師〜 2019年12月23日 昭和の香り漂うレトロスポットとしても知られる、浦和競馬場。広がる青空の下颯爽と駆け抜けるサラブレッドの1頭に、観衆の視線が集まる。 彼女の名は、フラワーオアシス。 その日、デビューから53戦目を迎えた6歳牝馬だ。パドックからゴール板を過ぎるまで、彼女は注目の的だった。それは決して、圧倒的な実力があったからではない。目を... ウマフリライター
「名馬」を語る 私を変えた1頭~サトノダイヤモンドとの出会い~ 2019年12月19日 たった1頭との出会いで人は変わる。 1頭の名馬との出会いが、私を競馬に夢中にさせた。 2018年に引退したとあるサラブレッドの存在が、私を競馬にのめり込むきっかけをくれたのだ。 1、出会い 友人に勧められ、始めた『競馬』。 しばらくの間、私にとって競馬はいわゆる"ギャンブル"の1つでしかなく、自分の趣味とはいえるもので... ウマフリライター
「名勝負」を語る 長き旅路のプロローグ~2009年 全日本2歳優駿~ 2019年12月15日 名馬・名手の里と呼ばれる笠松競馬場。 古くはオグリキャップを生み、その後もマックスフリートやライデンリーダーなど、多くの名馬を送り出した競馬場です。 その笠松競馬から近年輩出された名馬と言えば、その筆頭にあがるのがラブミーチャンでしょう。 今回はそのラブミーチャンの2歳時のハイライトとも言える、2009年の全日本2歳優... ウマフリライター
「名馬」を語る 『if』の中の帝王 2019年12月13日 競馬に限らず、勝負の世界では「もしも」や「たら」「れば」といった言葉は禁句とされている。 それでもなお、見ている者からすればそれらの言葉を使ってしまいそうになる瞬間がある。 もしも、あの馬が無事でいたならば……未来はどんなふうに変わっていただろう? 今回はそんな思いに僕を駆り立てる馬、2000年の朝日杯3歳ステークスで... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 2019年HKIRデー現地観戦記〜香港G1日本馬3勝の快進撃〜 2019年12月12日 2019年12月7日(土)、昼過ぎに快晴の香港に到着した。 入国審査は、ガラガラ。 それもそのはず、昨今の政治情勢により香港への渡航客は減少しているのだ。それでも私は、香港国際競走の光景をカメラに収めようと、意を決して渡航した。 しかし、空港からホテルに向かう道中、デモが行われている様子はなかった。 少し安心し、チェッ... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 中山競馬場の魅力 2019年12月11日 現在、JRAの東日本における主場には、東京都・府中市にある「東京競馬場」、そして千葉県・船橋市にある「中山競馬場」の2つがあります。今回はその1つ、「中山競馬場」の魅力について、大きく3つの項目に分けながら紹介してきたいと思います。 1つ目は『場内の距離感』です。 直線コースの短さでも知られる中山競馬場は、パドック、ス... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 香港競馬弾丸旅行~ぼっち編~ 2019年12月7日 カーンカーン!高い金属音のようなものを耳にすると、香港のパドックでの光景が脳裏をよぎる。 ──香港、行ったんだよなあ……。 2016年の天皇賞・秋。満を持して抜け出すと、そのまま圧勝したモーリスを見て、感動のあまり泣きながら決意した。次が引退レースになるだろう……だから、そのモーリスの最後となるレースを目に焼き付けよう... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 ウオッカへの手紙 2019年12月6日 2007年、戦後初となる牝馬によるダービー制覇。3度のドバイ遠征。安田記念の連覇に、天皇賞・秋やジャパンCでの勝利。東京競馬場における古馬芝G1、完全制覇。ディープインパクトらに並ぶ、G1・7勝。 多くの功績を残した名牝ウオッカが、2019年4月1日、安楽死の措置をとられました。配合のため、アイルランドからイギリスへ渡... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 「馬と人の福祉」の時代~TCC Therapy Park竣工式&レセプションパーティー取材手記~ 2019年12月5日 令和元年5月1日。 新しい時代の訪れとともに、TCC Therapy Parkは、大事な一歩目を踏み出した。 「こういう施設が欲しかったんですよ」 そう優しい口調で語るのは、JRAの角居勝彦調教師。 ウオッカ、ロジャーバローズといったダービー馬を輩出した名伯楽が「欲しかった」と評価するほどの施設が、このTCC Ther... ウマフリライター