「名勝負」を語る 「制圧」を感じさせる「躍動」 - ナリタブライアンの1995年・阪神大賞典 2026年3月21日 ■1994年、菊花賞。あっさりと、三冠達成。 1990年代前半の名馬たち──オグリキャップ、スーパークリーク、メジロマックイーン、トウカイテイオーなどの名前は、知っていた。しかし、彼らの物語については、無知だった。 彼らのレースを、競馬場で実際に見たことはなく、テレビ中継で見たこともなかった。 ではなぜ彼らを知っていた... 稲庭うどん
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]ワンカラットと藤岡佑介。ラストラン・オーシャンSで魅せた輝きを、いつの日か、再び 2026年2月26日 ■残念、早過ぎる、という気持ちも。藤岡佑介騎手の「早い決断」 藤岡佑介騎手が鞭を置き、調教師への道を歩み出すというニュースに接し、「少し早過ぎではないか」と、驚いた。 藤岡佑騎手は1986年3月生まれなので、本稿執筆時点ではまだ39歳。 昨今、一流の実績を残した騎手から調教師への転向で思い出すのは、蛯名正義師が51歳で... 稲庭うどん
「名馬」を語る 元気いっぱい、駆け抜けた - 第90代日本ダービー馬、タスティエーラの引退に寄せて 2026年2月1日 ■8年後の邂逅〜2015年世代の仔達が彩った、2023年クラシック戦線 2023年のクラシック戦線は、2015年のクラシックを戦ったサラブレッドたちの仔達の共演だった。 世代の頂点を決める日本ダービーでは、2015年のダービーで3着に終わったサトノクラウンの仔・タスティエーラが、父の雪辱を果たした。最後の直線、混戦から... 稲庭うどん
「名馬」を語る 日本代表「富士山」、三度目の正直。海外挑戦の嚆矢、フジヤマケンザンの香港国際カップ優勝を振り返る 2025年12月12日 ■『2025年・香港国際競走』目前。熱戦への期待に、胸が膨らむ。 毎年12月に施行される香港国際競走は、日本の競馬ファンにとって最も馴染み深い海外競走のひとつと言っていいだろう。 今年の日本からの遠征メンバーも、非常に充実している。 ドバイターフで香港の名馬ロマンチックウォリアーを破ったソウルラッシュを始め、大阪杯二連... 稲庭うどん
ニュース・ブログ ニュースコラム 勝利の女神はベテランがお好き? - ショウリノメガミが勝ったOP時代のアイルランドトロフィーを振り返る 2025年10月11日 ■え? アイルランドトロフィーが『第1回』? 2025年にアイルランドトロフィーが『第1回』を迎えると聞くと、オールドファンとしては違和感を覚える。 「え?アイルランドトロフィーって、昔からあったでしょ?あの、トロットサンダーやトーセンジョーダンが勝ったオープン戦でしょ?」と。 アイルランドトロフィーの変遷を詳しく書こ... 稲庭うどん
ニュース・ブログ ニュースコラム 次はどこへ行こうか、シャフリヤール - 空飛ぶダービー馬の種牡馬引退に寄せて 2025年7月8日 ■シャフリヤール、種牡馬引退のニュースに接して。 2021年の日本ダービー、2022年のドバイシーマクラシックという大きな勲章と共に現役を引退。今春から大きな期待を受けて種牡馬となったシャフリヤールが、生殖能力を失ったとして種牡馬を引退することとなった。 シャフリヤールの退厩時に、藤原英昭調教師は彼が長い戦いの末に種牡... 稲庭うどん
競馬場を楽しむ [旅打ち]香港競馬を楽しみ尽くしてきた。 2025年4月26日 香港国際競走やクイーンエリザベス2世カップなど、魅力あふれるレースが多数開催されている香港競馬。 私が初めて香港に出張で行ったのは、もう20年も前のことでした。魅力的な観光スポットが多い香港ですが、競馬が趣味の私は、出張の度に余暇の時間は観光そっちのけで競馬場を訪れました。また、ルーラーシップが香港遠征しクイーンエリザ... 稲庭うどん
「名勝負」を語る 府中4コーナーから見届けた、シーキングザパールの凄まじい末脚 - 1997年ニュージーランドトロフィー 2025年4月11日 私と競馬友と、府中の4コーナー。 「気分転換に、メシでもいっとく?」 「そうしよっか!」 私と長年の競馬友は、そう言って東京競馬場のスタンド前を東に向かって歩き出すことが多い。向かう先は、だいたいメモリアルスタンドの地下フードコートだ。 吉野家、キャロットおざわ、よし野、ハロンボウなど選択肢が多いフロア。我々はめいめい... 稲庭うどん
「名馬」を語る 府中開催・豪華メンバーのAJCCを快勝。カネツクロスの「たら・れば」をつけたくなる競走生活を振り返る 2025年1月20日 GⅠ制覇を確かに射程に捉えた馬、カネツクロス。 1991年生まれ、1994年牡馬クラシック世代の紛うことなき主役は三冠馬・GⅠ5勝馬のナリタブライアンである。しかしナリタブライアンは、古馬になってからはGⅠタイトルを積み上げられなかった。 この世代で古馬となりGⅠの勲章を手にした馬としては、サクラローレル(1996年天... 稲庭うどん
競馬場を楽しむ [香港競馬]シャティンもいいけど、ハッピーバレー競馬場の魅力も伝えたい。 2024年12月8日 香港には2つの競馬場がある。 2つのうち、1994年に創設された『香港国際競走』、2018年から始まった『チャンピオンズデー』等が開催されるシャティン競馬場の方が、日本の競馬ファンには馴染みがあることだろう。 本コラムでは、もうひとつの競馬場──香港島にあるハッピーバレー競馬場における私の思い出を振り返り、少しでもその... 稲庭うどん