「名馬」を語る 府中開催・豪華メンバーのAJCCを快勝。カネツクロスの「たら・れば」をつけたくなる競走生活を振り返る 2025年1月20日 GⅠ制覇を確かに射程に捉えた馬、カネツクロス。 1991年生まれ、1994年牡馬クラシック世代の紛うことなき主役は三冠馬・GⅠ5勝馬のナリタブライアンである。しかしナリタブライアンは、古馬になってからはGⅠタイトルを積み上げられなかった。 この世代で古馬となりGⅠの勲章を手にした馬としては、サクラローレル(1996年天... 稲庭うどん
競馬場を楽しむ [香港競馬]シャティンもいいけど、ハッピーバレー競馬場の魅力も伝えたい。 2024年12月8日 香港には2つの競馬場がある。 2つのうち、1994年に創設された『香港国際競走』、2018年から始まった『チャンピオンズデー』等が開催されるシャティン競馬場の方が、日本の競馬ファンには馴染みがあることだろう。 本コラムでは、もうひとつの競馬場──香港島にあるハッピーバレー競馬場における私の思い出を振り返り、少しでもその... 稲庭うどん
「名勝負」を語る アストンマーチャンの闘志に胸を打たれた、2007年・スプリンターズSを振り返る 2024年9月29日 競馬の醍醐味のひとつ 「あの馬の子供が、競馬場に帰ってくる」 大の競馬ファンで馬主でもある作家の浅田次郎さんが、「私は競馬歴10年ぐらいではまだ競馬ファンとは言えないと思う」とエッセイで書かれていたことがある。私はこの言葉を「競馬は長くやればやるほど面白い。こんな趣味は他にないですよ」という、大先輩からのメッセージだと... 稲庭うどん
ニュース・ブログ 中央競馬ニュース [安田記念]香港馬6年ぶりの安田記念参戦が決定! 香港馬の挑戦の歴史を振り返る。 2024年6月2日 今年の安田記念は香港馬2頭が参戦! 2024年の安田記念には、2頭の香港馬が参戦する。挑戦を決めたのは、香港ダービー馬ヴォイッジバブルと、クイーンエリザベス2世カップ三連覇を果たした名馬・ロマンチックウォリアーの2頭。 近年、日本で香港の大レースの馬券を買えるようになり、日本の競馬ファンにとっては香港競馬の存在は以前に... 稲庭うどん
「名馬」を語る 私に競馬の新たな魅力を教えてくれた記憶に残る名馬、ペルーサ 2024年4月26日 キラキラのエリート街道をひた走った3歳春 ペルーサは、父ゼンノロブロイと同じ名門・藤沢和雄厩舎に所属し、デビュー戦・条件戦・若葉ステークス・青葉賞と一気に4連勝。明るい栗毛で、500kgを超える立派な馬体も目を引いた。 一躍、日本ダービーの有力馬となった彼は、キラキラのエリート街道をひた走っていた。 数々の名馬と国内外... 稲庭うどん
「名馬」を語る ダートでも強さを見せた"二刀流"桜花賞馬、キョウエイマーチ。その挑戦の旅を振り返る 2024年3月5日 1.これぞ競馬の醍醐味! 孫のマルシュロレーヌがアメリカで輝いた! 2021年、キョウエイマーチの孫であるマルシュロレーヌがブリーダーズカップ・ディスタフを制した。国際レベルで最高峰のひとつと言えるダートG1レースを日本の馬が勝った事に驚かされ、さらに、その血統表に自分が競馬を始めて間もない頃のサラブレッドの名が刻まれ... 稲庭うどん