ウマフリ読者の皆様はじめまして。
「ドルチェ」と申します。

私はロードに入会したのは、2014年。
経験という面ではまだまだ未熟ですが、個人的な感想として目を通していただければと思います。

また入会歴の浅い方にとりましてはこの記事で出資馬選びの参考になりましたら幸いです。
※すでに満口になっている募集馬もいますので、興味を持たれた方はロードサラブレッドオーナーズ様の公式ホームページ等で最新情報をご確認ください。

2019年生まれの募集馬は33頭

期待の2歳馬を紹介する前に、2019年に生まれたロードTCの募集馬について少し触れていきます。

今年は34頭が募集対象と、おおよそ例年並みの募集数となりました。残念ながら1頭が育成中の怪我により対象から外れてしまったため、現在は33頭の個性あふれる馬が名前を連ねています。

ロードTCは北海道の新ひだか町にケイアイファームという生産牧場を抱えていて、毎年20頭前後の仔馬を送り出しています。ここで、あの『世界のロードカナロア』が生を受けました。2019年うまれのケイアイファーム生産馬で募集されているのは23頭です。

サマーセール等のセリによって落札された馬も数頭、出資対象になっています。
2015年の新潟2歳Sや2016年の京成杯オータムハンデの勝ち馬、ロードクエストも2014年のサマーセールで取引されました。2019年生まれの募集馬は10頭です。

募集馬の父については、下記の通りです。

  • ロードカナロア 8頭
  • ドゥラメンテ 3頭
  • オルフェーヴル 2頭
  • モーリス 2頭
  • リオンディーズ 2頭
  • ディープインパクト 1頭
  • キズナ 1頭
  • ルーラーシップ 1頭
  • ハービンジャー 1頭
  • キンシャサノキセキ 1頭
  • キタサンブラック 1頭
  • サトノアラジン 1頭
  • Fort Larned 1頭
  • ヴィクトワールピサ 1頭
  • マツリダゴッホ 1頭
  • シルバーステート 1頭
  • ハクサンムーン 1頭
  • ホッコータルマエ 1頭
  • トーセンラー 1頭
  • エスポワールシチー 1頭
  • コパノリッキー 1頭

流石に、クラブを代表する名馬・ロードカナロアの産駒が主力を形成しています。これはある意味、当然の数字といえるでしょう。

しかし、その他の種牡馬はバラエティーに富んでいます。王道のクラシック路線から、ダートを主戦場としそうな馬まで様々。距離適性についても短、中、長と様々なカテゴリーに出走してくれそうです。

募集価格は一番高い馬が総額8000万円、最安値が総額1100万円となっていて、すべての募集馬が500口で受付されています。

性別は牡馬が20頭、牝馬が13頭です。

それではいよいよ期待の2歳馬について綴っていきたいと思います。尚、情報に関しましては3月15日のものになり、馬体重につきましては2月下旬の測定値となりますことをご了承ください。

ディープインパクト産駒に名繁殖の孫!
ロード期待の有力馬たち。

ロードレゼル(エンジェルフェイスの19)

まず最初に紹介するのは今年のロードTCにおける2歳馬で最高総額の『8000万円』にて募集されているロードレゼル(エンジェルフェイスの19)です。

今年のロードTCで、唯一のディープインパクト産駒になります。
母エンジェルフェイスは重賞・フラワーカップを勝っていて、その初めての子供となります。

初仔にしては500㎏に手が届くほどに恵まれた体格を見せています。ディープ産駒らしく柔軟性やバネのある走りを見せていて、背中の感触についても今年の募集馬のトップクラスに挙げられています。どれをとっても文句のつけようがなく、目指すは当然ダービーなどのクラシック戦線です。

既に坂路調教も行われており、文句のつけようのない状態に成長しています。
その順調ぶりに「ロードサラブレッドクラブやケイアイファームの歴史を塗り替えるかもしれない」という牧場スタッフの声も耳にします。
現時点での期待度はかなり高い期待馬です。中内田充正厩舎に所属します。

ロードリライアブル(エンジェリックレイの19)

2頭目にお伝えするのは、ハービンジャー産駒ロードリライアブル(エンジェリックレイの19)。馬名の由来は『冠名+頼もしい』です。2500万円で募集されました。

ロードリライアブルの母・エンジェリックレイの母は、名繁殖レディバラードです。
このレディバラードが産んだ子供には、アメリカジョッキーズCなど重賞2勝を挙げたダノンバラードがいます。従いましてロードリライアブルにとっては伯父にあたります。

現在、ロードリライアブルは骨太で十分な幅を有した、立派な馬体に育っています。この辺りはハービンジャー譲りといった所でしょうか。ブレの少ない気合いの乗ったフォームで駆け抜けています。この馬も狙うべき道はクラシック戦線になるはずです。もちろん芝でこそのタイプです。

牧場スタッフの話では「持続力を活かした先行タイプに出るのではないか」とのこと。
広いコースに向きそうな雰囲気がありますので、益々クラシックを目指したくなります。ここまでは極めて順風満帆で、早い時期にデビューできるかもしれません。まさに馬名通りの『頼もしい』存在に育っています。所属は清水久嗣厩舎です。

ストーリア(フェリスの19)

3頭目はストーリア(フェリスの19)です。
牝馬になりますので冠名はありません。ストーリアというのはイタリア語で歴史という意味です。2019年には5連勝し、その勢いのままチャレンジCも制覇したロードマイウェイの半妹になります。兄と同じく杉山晴紀厩舎に所属します。

今年のロード募集馬で最初に満口となったのがこの馬です。
2200万円という破格の安値で募集されたのもありますが、前述したように兄のロードマイウェイが活躍していますし、この血統を知っている調教師であることも人気を集めた一因でしょう。

胴長で大きな腹袋が目を引きます。
立派な身体を存分に使った伸びのある動きは、兄を彷彿とさせる走り。
15-15を切るトレーニングも順調に消化、ここまでは牧場スタッフの思い描いたプラン通りの調整が進められています。兄と同じく、芝の中距離で実力を発揮すると思われます。

こちらも精鋭揃い!
"新進気鋭"種牡馬のロードTC募集馬たち

ロードカテドラル(グラナダの19)

8頭ラインナップされているロードカナロア産駒ですが、すべてが期待馬ですので優劣をつけるのが難しい状況です。どの馬を選ぼうか本当に迷いました。その結果、個人的に面白いと感じたのがこの馬です。

ロードカテドラル(グラナダの19)です。
グラナダの母キャサリンオブアラゴンの子に出資していたこともあり、気になっていた存在です。
しっかりとした骨格に育っているのが特徴です。

母の父は、大種牡馬ガリレオ。従って、目黒記念を勝ったキングオブコージと同じ血統構成になります。この血統背景から、恐らく距離の融通は利くのではないかと思います。

乗り込み量に応じて逞しさも増してきました。
強めの調教にも耐えていて、この馬も身体の不安な点はなさそうです。食欲旺盛で、環境が変わっても鍛えることができそうなのも好感が持てます。美浦の斎藤誠厩舎の管理馬になります。募集価格は3800万円でした。

ロードラプソディ(ティアーモの19)

次はロードラプソディ(ティアーモの19)をご紹介します。
父はモーリスになります。馬名の由来は「冠名+熱狂的な文章、狂詩曲」。ティアーモの意味が「愛しています」ということで、当然、子供であるラプソディも皆様から愛される馬になって欲しいと願っています。

母のティアーモは、父キングカメハメハ・母父サンデーサイレンスという血統です。ロベルト系を付けるのが最近のトレンドになっていますが、同じロベルト系であるエピファネイアはデアリングタクトを輩出しましたから、当然このラプソティにも大きな期待がかかります。

活発で人間に従順という性格も、魅力のひとつ。
両親から受け継いだスピード能力で調教もこなしています。トモの緩い面が残されている現状で早期デビューは叶えられないかもしれませんが、その分じっくりと育てていく方針のようです。それでも着実に進歩が感じられるようになってきました。芝のマイルから中距離あたりが適性範囲ではないでしょうか。所属は松下武士厩舎です。3000万円で募集されました。

ロードヴァレンチ(アンダルシアの19)

最後はダートで活躍が見込めそうな馬を紹介します。
ロードヴァレンチ(アンダルシアの19)です。

エスポワールシチー産駒でロードヴァレンチと名付けられています。
生命力に溢れているようで、強い精神力を持っているのがセールスポイントです。それでいて軽快な走りを見せています。混戦に強いタイプの印象です。

2歳デビューを視野に入れていて、管理する中館英二調教師もこの馬の成長を楽しみにされているそうです。ダート中距離が主な戦いの場となるでしょう。募集価格は1500万円でした。

まとめ

今回取り上げた馬をもう一度振り返ってみます。

  • ロードレゼル(エンジェルフェイスの19)
  • ロードリライアブル(エンジェリックレイの19)
  • ストーリア(フェリスの19)
  • ロードカテドラル(グラナダの19)
  • ロードラプソディ(ティアーモの19)
  • ロードヴァレンチ(アンダルシアの19)

以上6頭の2歳馬を『ロードTC、期待の2歳馬』としてお伝えしました。
冒頭にも書きましたが本当はすべての馬に期待したいと思っています。しかしながら一口馬主を嗜んでいますからひとつ勝つことがいかに難しいことなのかは理解しているつもりです。勝負の世界ですから、甘い世界ではありません。

それでも、そろそろロードにも大きな舞台を賑わせるような馬を輩出して欲しいと願っています。それが今年の2歳馬であるなら嬉しいことですが、どうなりますでしょうか。

これも最初でお話しましたが、あくまでも私の個人的な考えですので、残念ながら結果を残せないことが起こるかもしれません。その時はご了承ください。

最後にこの記事に掲載しています写真や一部の文章、記述につきましては「ロードサラブレッドクラブ」様の転載許可をいただいています。この場をお借りしまして感謝申し上げます。そして最後までお付き合い下さいました読者の皆様にも厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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