[POG2022-2023]注目馬紹介~一口クラブ・G1レーシング編~

2021年はクラブが設立されて以来、最多となる58勝を挙げるなど、ここ10年で最多の70勝を挙げた追分ファームとともに存在感を示したG1レーシング。

そんなG1レーシングの2020年産所属馬で、募集時の雰囲気が良く私が今年のPOG指名候補として注目しています所属馬を5頭ほど、ご紹介したいと思います。

サンクボヌールの20

牡馬
キズナ×サンクボヌール
2020年02月08日生まれ
白老ファーム生産
美浦)田村康仁厩舎

まずはこちら、サンクボヌールの20です。
競走馬名はサンクメダイユ。

現役時代に中央で2勝を挙げている母の8歳時の産駒で、2番仔にあたります。
デビュー済みの半姉ストキャスティークが既に中央で勝ち上がりを果たしています。

募集総額は2800万円

1歳時から筋肉のつくスペースがしっかりありそうな馬体をうまく使って歩いている印象でしたが、写真をみてみるとそこから順調に成長しているようで綺麗な馬体しています。

個人的に注目している「母の父ハービンジャー」の1頭ということで、活躍を期待しています。

メリオーラの20

牝馬
ダイワメジャー×メリオーラ
2020年04月10日生まれ
追分ファーム生産
美浦)池上昌和厩舎

2頭目はこちら、メリオーラの20です。
競走馬名はメリオルヴィータ。

海外で3勝を挙げている母8歳時の2番仔です。

半姉で初仔のメリトクラシーは昨年6月の新馬戦でデビュー、見事勝利を挙げています。

募集総額は2000万円。

募集時から柔らかくスムーズな歩様を見せていましたし、G1TCのダイワメジャー産駒と言えばGⅡデイリー杯2歳ステークスを勝っているセリフォスが2019年産駒の稼ぎ頭として浮かび上がります。

早期デビューからの活躍に期待の1頭です。

クラックシードの20

牡馬
サトノクラウン×クラックシード
2020年02月11日生まれ
白老ファーム生産
美浦)中舘英二厩舎

3頭目にご紹介するのはクラックシードの20。
競走馬名はクラックオブドーンです。

現役時代3勝を挙げている母13歳時の仔。
デビュー済みの兄姉は3頭いて中央勝ち上がり2頭、地方1頭、3頭とも複数勝利と安定しています。

17年から19年まで3年連続の流産からようやく誕生した仔なので、白老ファームさんの思い入れも強い馬なのではないでしょうか。

募集総額は1800万円。

募集時は歩様は柔らかく綺麗だったものの、ややスマートな印象がありました。しかし写真を見てみますと順調にパワーアップしている様子。サトノクラウン初年度産駒としても注目で、活躍が楽しみです。

チェリーペトルズの20

牝馬
ロードカナロア×チェリーペトルズ
2020年05月08日生まれ
追分ファーム生産
栗東)武幸四郎厩舎

ここからは栗東所属馬を。
チェリーペトルズの20です。
競走馬名はワイアウ。

現役時代2勝を挙げている母10歳時の4番仔です。

デビュー済みの兄姉が3頭いて、募集時は未勝利でしたが、現在は全姉キミワクイーンが中央2勝、同じく全姉エンエルヴィエントが佐賀競馬で1勝を挙げています。

3世代連続でカナロアを付けていて、その全姉2頭が勝利を挙げているというのは頼もしいですね。

募集総額は2400万円。

募集時から柔らかくしっかり歩けていて、筋肉の感じも悪くなさそうでした。全姉たちに続く活躍に期待できるのではないかと考えています。

アルアマーナの20

牡馬
フェノーメノ×アルアマーナ
2020年05月16日生まれ
追分ファーム生産
栗東)坂口智康厩舎

最後5頭目はこの馬、アルアマーナの20です。
競走馬名はアレンテージョ。

現役時代中央で2勝を挙げている母11歳時の仔です。デビュー済みの兄姉は4頭いて、中央勝ち上がり1頭、地方2頭となります。

募集総額は1200万円。

種牡馬としてのフェノーメノはやや苦戦しているため、この仔もこの年のG1TC募集馬のなかで最安値の1頭でした。

しかしサクサクとリズミカルに歩けている印象で、遅生まれですが測尺も充分。早期デビューはどで条件が整えば面白い存在になるのではないかと考えている1頭です。


以上、私が今年のPOG指名候補として注目していますG1TC所属馬5頭でした。

ルヴァンスレーヴやペルシアンナイト、サングレーザーにジュールポレールなど重賞戦線を賑わせたクラブ達が引退。セリフォスに続く看板ホースがこの世代から出てくるのか、POGでその候補馬を探してみるというのはいかがでしょうか。

皆様のPOGの参考になりますと幸いです。

※写真はクラブ公式ホームページより。馬名由来コーナーから非会員さんでも見られる最新のものを使用しています。
※記事内の産駒成績等は5月1日現在のものになります。
※本記事はクラブ様の許可をいただき書かせていただいております。無断転載等はご遠慮ください

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