多くのサラブレッドたちが最初の大舞台として走ることになる新馬戦。
ここでは2023年産まれの競走馬のなかから、新馬戦を勝利した馬たちを取り上げていきます。

今週はどのような期待馬が勝利を収めたのでしょうか?

08月02日(土)

■中京2R 2歳新馬・芝1600m・1:35.4

コニーアイランド

牝馬(1番人気)
父:コントレイル
母:ヤンキーローズ(母父:All American)
厩舎:(栗東)中内田充正
騎手:川田将雅
馬主:サンデーレーシング
生産者:(安平町)ノーザンファーム

単勝1.9倍の一番人気に推されたコニーアイランドは最後方からのスタート。
体勢が整ってからは豊かなスピードでポジションを上げていき、3番手で最後の直線を迎えます。
ここからは先行していたウィズクィーンとの競り合いになりましたが川田騎手の檄に応えてこれを1馬身半差で制し、見事人気に応えました。

半姉はG1を4連勝した三冠牝馬リバティアイランド。
今後の成長と活躍に期待の1頭です。

■新潟4R 2歳新馬・芝1800m・1:47.8

アートバーゼル

牝馬(3番人気)
父:エピファネイア
母:キラービューティ(母父:ゼンノロブロイ)
厩舎:(美浦)宮田敬介
騎手:戸崎圭太
馬主:吉田勝己
生産者:(安平町)ノーザンファーム

好スタートを切ったアートバーゼルは2番手でレースに入って行きます。
セキテイリノ、フォルナックスが早めに上がっていき4番手までポジションを下げますが慌てずレースを進め、直線では外寄りからラストスパートを開始。
残り200m付近で完全に抜け出すと最後まで脚色は鈍らず、2着パントルナイーフに1馬身半差をつけて勝ち上がりを決めました。

エピファネイア産駒はこの世代8頭目の新馬戦勝ちとなっています。

■札幌5R 2歳新馬・芝1500m・1:29.3

ポペット

牝馬(7番人気)
父:サトノクラウン
母:プティシュシュ(母父:エピファネイア)
厩舎:(栗東)高橋康之
騎手:橋木太希
馬主:小林竜太郎
生産者:(新冠町)岩見牧場

まずまずのスタートとなった7番人気ポペットは馬群なかほど、7-8番手で道中を進めていきます。
最終コーナーを上手く回って進路を確保するとここから鋭い末脚を披露し、最後は2着に逃げ粘ったレッドスティンガーに3馬身差をつける快勝で新馬勝ちとなりました。

2年目19歳橋木太希騎手はこれが今年の初勝利、通算2つ目の勝ち星となっています。

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