ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・続やってみたらええやん]第1回 その先の道行きに迷いなし 2024年6月14日 プロローグ 「何度目になるんかなあ。リオ(パラリンピック)の前年やから2015年の……そう、ちょうど今くらいの時季やったから、丸9年になるんかな。それから少ない年でも1年に2度、多い年やったら3回くらいは往復してますもんね」 東京パラリンピック馬術競技で、日本人として21年ぶりに入賞(7位)を果たした宮路満英選手(66... 和田章郎
「名馬」を語る 色褪せない圧巻のパフォーマンス。ルドルフ以来、史上5頭目の三冠馬・ナリタブライアン。 2022年4月16日 三冠の重み 私が本格的に競馬を観始めたのは1983(昭和58)年ですから、いきなりミスターシービーという三冠馬に出会ったことになります。ところが翌年にはシンボリルドルフが続く……という、信じられないことが起きました。しかし私は、競馬の世界を知って僅か2年。まだ〝三冠馬〟の言葉の重みは実感できていませんでした。 今更なが... 和田章郎
「名勝負」を語る 1984年フェブラリーハンデキャップ ロバリアアモンvsアスコットエイトの思い出 2022年2月20日 競馬史のターニングポイントになった年、と聞いて、ここ数年間ですぐにイメージできる年はいつになるでしょうか? いろんな意見があるかと思いますが、わかりやすく決定的かな、と思えるのは、やはり日本がパートⅠ国に昇格した2007年が妥当なのかもしれません。それまでの日本のサラブレッドの、〝集大成〟みたいな活躍を見せたディープイ... 和田章郎
「名馬」を語る [有馬記念]思い出の2007年有馬記念。異能の馬マツリダゴッホが見せた、乾坤一擲のレース運び。 2021年12月25日 競馬ファンの中では、しばしばちょっとした〝論争〟のようになるネタがある。代表的なひとつに〝ダービー派〟vs〝有馬記念派〟が挙げられる。〝論争〟というと難しく考えがちだが、要はどちらのレースを好むのか、いや愛するか、といったような話だ。 自分がどちら派であるか、という話はさておくとして、ダービーが「一生に一度の大舞台での... 和田章郎