馬産地にある競馬場、門別競馬場へ行ってみよう!

2018年、胆振東部地震の被害にあい開催中止となったことや重賞レースでの誤審などで、多くの競馬ニュースに登場することとなった門別競馬場。

2020年のJBC開催や交流重賞などをきっかけにホッカイドウ競馬に行ってみたいなーと、少しだけでも思ってる方向けに、関東在住のファンが独自の目線で少し紹介をしてみようと思います。

※門別競馬や道営競馬などの呼び方もありますがここではホッカイドウ競馬で統一させて頂きます。

─はじめに─

今回とある縁があってホッカイドウ競馬の紹介をさせて頂くことになりましたC/Aと申します。

南関東だけでなく北は帯広、南は佐賀まで年間を通し観戦している経験をいかし、少しでも門別に行きたいなと思って頂けるような紹介が出来ればと思っております。

そして今回は道外から見に行くファン向けにアクセス方法から楽しみ方、寒さ対策などもしっかりと混ぜながらお伝えしていこうかなと思いますのでどうぞ最後までお付き合いよろしくお願い致します。

─アクセス─

競馬場案内をするにあたって、まずはなんと言ってもアクセスですね。

行かないことには、何も始まりませんから(笑)

道外から門別競馬場に向かう場合、ほとんどが飛行機で新千歳空港に行かれると思います。

ただ「そっからどうするの?」となるのが門別競馬場のアクセス課題です……。

最寄りの駅に電車が走ってないとか路線バスは2時間に1本となかなか厳しい状況のため、アクセス方法は慎重に選ばないといけません。

その中で1番分かりやすい方法としては新千歳空港から札幌駅まで電車で行って、そこから競馬場の用意したバスに乗る方法。しかしそれも、なんと1日1本しかバスが出ていません。12時30分に札幌駅を出発し途中休憩を挟んで14時00分に競馬場に到着するダイヤなんですが、これを逃すとまた札幌駅から課金して向かうことになります。

他のアクセス方法も後ほどご紹介しますがとりあえずはこの無料送迎バスをメインに話を進めさせて頂きます。

参考までに12時30分の発車までに間に合うようなタイムスケジュールとしては以下の点を考慮に入れてください。

  • 新千歳空港に着陸してから地下の駅に向かうまでが20分
  • 新千歳空港駅から札幌駅までが電車で40分
  • トイレ5分
  • 移動10分

これで、だいたい1時間15分掛かりますので、観戦当日に飛行機で新千歳空港に来られる場合であれば11時00分頃までに着陸する便で来られることをオススメします。

そして、無料送迎バスなんですが前日までに予約をしないと確実には乗れません。当日空席があれば乗せて貰えますが保証は出来ませんので一応予約はしておくことをオススメします。

次に札幌駅でのバス乗り場ですが、西改札を出てすぐのロータリーのこの辺にバスが止まっています。

バスは基本的に自由席で、先着順に当日の競馬ブックが貰えます。予想紙目当てで早く来る人がいる時はだいたい歩道とロータリーの切れ目くらいに並んでいるので、もし不安であれば「競馬場行く方ですか?」と聞いてみるといいかもしれません。

バスに乗れば、あとは着くのを待つのみです。出発の際も休憩の時も運転手さんがしっかりと人員を数えてもし何かあればバスを予約した際の携帯電話番号に連絡をしてくれるので、ここからの道のりの安心度は高いと思います。

続いては、路線バスで競馬場まで行く方法です。

「無料送迎バスの時間に間に合わない!」「予定があって乗れない!」などという方には道南バスが運行している「高速ペガサス号」を使うことでも競馬場に行けるということをお伝えしておきます。時刻表はこんな感じです。

高速ペガサス号は無料送迎バスと違い「東改札」を出た「バスターミナル」から発車します。混同しないようにご注意ください。

そして道南バスは「有料」です。

事前にバスターミナルで1880円分の金券を買っておくと降車もスムーズに出来るので、時間がある方は事前精算をするといいかもしれません。

門別競馬場「前」バス停を降りてから入場門まで15分くらい掛かるのはご愛嬌ですが、ある程度時間の融通が効くのはアリかなと思います。

ということで、高速ペガサス号のメリットとしては「時間の都合がつけやすい」くらいなのですが、旅にトラブルは付き物ですから、何らかの事情で無料送迎バスに乗れなかった時の保険として覚えておいて損はないでしょう。

あとは変則的に新千歳空港から苫小牧駅を経由して、同じく門別競馬場前に行く方法もあります。しかしこちらは便数が少ないのであまりオススメ出来ません。「あえて苫小牧から行くよ!」という猛者の方々は、ぜひ。

また、上記の時間調整諸々が煩わしいと思ったら、新千歳空港からレンタカー!

繁忙期でなければそこまで高くなく、時間や行動の制限が無いのが魅力です。

道営記念日のファン感謝デーに参加したい方は、時間の都合上無料送迎バスを使うことが出来ないので、レンタカーで行くことをオススメします。

─まとめ─

門別競馬場へのアクセスは無料送迎バスが圧倒的に便利!

無料送迎バスを利用しなくても高速ペガサス号で向かうことは可能で、時間の使い方はかなり自由!

ファン感謝デーなど早い時間帯から競馬場にいたいのであれば、レンタカー!

……ということで「広い北海道でも門別競馬場ほどの観光地になれば、アクセスは相当マシ」が結論となります。

次回はまた違ったテーマから門別競馬場を紹介して行きたいと思います。ご覧頂きありがとうございました!

※バスの時刻は変更になる可能性がございますので、ご利用の際はあらかじめ門別競馬場HPなどでご確認のうえ、ご利用をお願いいたします。

写真:C/A、ウマフリ写真班

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