[阪神大賞典・スプリングステークス]今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜日曜重賞編〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今日は阪神大賞典とスプリングステークスの出走馬の中から注目馬を1頭ずつ紹介してみたいと思います。

阪神大賞典 ディープボンド

天皇賞春に向けての最重要ステップである阪神大賞典。これまでナリタブライアンやマヤノトップガンのデッドヒート、ナリタトップロードの8馬身差圧勝、ゴールドシップの3連覇などウマ娘に登場するキャラクターも大活躍しているレースです。

今年の注目は母の父にキングヘイローを持つ他マルゼンスキーの血も入っている去年の有馬記念2着馬、ディープボンドが参戦します。

去年のディープボンドは、年明け初戦の中山金杯こそ14着と大敗しますが、その後は阪神大賞典1着、天皇賞春2着と春のG1戦線で活躍しました。秋になると世界最高峰のレース凱旋門賞制覇を目指し、フランス遠征を敢行。凱旋門賞本番こそ結果を出せませんでしたが、前哨戦のフォア賞を勝利しました。

キングヘイローの父は80年代ヨーロッパ最強と言われる名馬・ダンシングブレーヴ。その子孫が「故郷の錦を飾る」形になりました。

3歳時は同じノースヒルズ軍団の無敗の三冠馬コントレイルの陰に隠れる形だったディープボンドですが、去年はG1制覇一歩手前まで来ています。今年こそは念願のG1を勝利するため、ここは落とせない一戦と言えるのではないでしょうか。

去年のG1で活躍したディープボンドの走りに期待が高まります。

スプリングステークス アサヒ

上位3頭に皐月賞の優先出走権が付与されるスプリングステークス。過去にはミホノブルボン、ナリタブライアン、キタサンブラックなどがこのレースを制しています。

今年の注目馬は祖父にダイワスカーレットの兄で、2004年にスプリングステークスをステップに皐月賞を制したダイワメジャーがいます。

母系を遡ればディープインパクトと同じウインドインハーヘア系に行きつく良血馬アサヒ、これまで5戦1勝と勝利数だけ見ると一見物足りない成績に映ります。しかし、その勝ち馬を見るとこの馬の「運のなさ」が分かると思います。

まずはデビュー戦。アサヒを含む上位3頭で後続に5馬身の差をつけるレースで2着だったのですが、この時の上位3頭は、1着が後に札幌2歳ステークスを勝つジオグリフ、3着が先日の弥生賞を制したアスクビクターモアといずれも後の重賞勝ち馬と言うレベルの高い一戦でした。

その、アスクビクターモアとは次の未勝利戦で再戦。新馬戦では先着した相手でしたが、今度はアスクビクターモアにリベンジを許す格好になり、2着に敗れてしまいます。

続く未勝利戦で初勝利をあげたアサヒは、その勢いで東京スポーツ杯2歳ステークスに出走。ここでは母父キングヘイローで今年のクラシック最有力とも噂される実力馬イクイノックスに敗れ、またも2着と苦杯をなめます。

年明け初戦の共同通信杯では2番人気に支持されるも、スタートで出遅れて5着と敗れ、生涯初めて2着を外す結果となりました。

確かな実力は誰もが認めるところのアサヒですが、このままでは賞金的にG1出走が叶うかはギリギリの状況です。このスプリングステークスは何としても結果を出したいところでしょう。

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