バラキエル（牡2 父ロードカナロア 母スリールドランジュ 栗東・大久保厩舎）
一口クラブのシルクレーシングが総額3500万円で募集したバラキエル。
土曜の新潟5R・芝1600ｍ戦でデビューします。
父はロードカナロア。
母方の祖母アドマイヤハッピーからはアンタレスステークスでダートの1800ｍJRAレコード（当時）をマークしたウォータクティス、小倉記念2着のキタサンアミーゴの母として知られています。また、母方の曾祖母カーリーエンジェルからは高松宮記念を制したオレハマッテルゼ、マイラーズカップなど重賞2勝を挙げたエガオヲミセテが輩出されている、活躍血統です。
グランメテオール（牡2 父ダイワメジャー 母ライラックアンドレース 栗東・松永幹厩舎）
一口クラブのサンデーレーシングが総額6000万円で募集したグランメテオール。
土曜の新潟5R・芝1600ｍ戦でデビューします。
父はダイワメジャー。
母のライラックアンドレースはアメリカのG1レース・アッシュランドステークス（ダート約1700ｍ）で優勝しました。半姉には今年の大阪杯などG1レースを3勝したラッキーライラックがいます。
母の父の母であるプリンセスオリビアは、マイルチャンピオンシップを制したトーセンラー、天皇賞・秋を制したスピルバーグの母として知られています。
父がダイワメジャーに変わった事で、スピード色が強い配合となり、1600ｍ前後の距離が合いそうではないでしょうか。
サトノアポロン（牡2 父Into Mischief 母ファイナルエディション 栗東・安田隆厩舎）
昨年のセレクトセール1歳馬部門でサトミホースカンパニーが8640万円で落札したサトノアポロン。
土曜の新潟6R・ダート1200ｍ戦でデビューします。
父のInto Mischiefはアメリカの2歳G1レース・キャッシュコールフューチュリティ（オールウェザー・約1700ｍ）を制したストームバード系の種牡馬です。産駒にはアメリカのG1レース・ブリーダーズカップ・ダートマイル（ダート約1600ｍ）を連覇したGoldencents、アメリカの2歳G1レース・シャンペンステークス（ダート約1700ｍ）などG1レースを2勝したPractical Jokeがいます。
また、サトノアポロンの叔母にはアメリカのG1レース、ブリーダーズカップ・フィリー＆メアスプリント（オールウェザー・約1400ｍ）を制したInformed Decisionがいるという良血馬です。
レゼール（牝2 父ミッキーアイル 母グラウソフィア 栗東・須貝厩舎）
新種牡馬ミッキーアイルの牝馬、レゼールが土曜の札幌5R・芝1200ｍ戦でデビューします。
母方の祖母アイヴォリーカラーは関東オークスを制したカラフルデイズの母として知られています。
また、母方の曾祖母アピーリングストーリーはアメリカのG1レース・メトロポリタンハンデ（ダート約1600ｍ）を制したExciting Storyの母として知られています。
母の父がエンパイアメーカー、母の母の父がクロフネとダート戦に強い血統構成となってはいるものの、比較的パワーを要する札幌の芝の新馬戦であるならば、十分に通用するはずです！
サンデーアーサー（牡2 父ハーツクライ 母シンハディーパ 栗東・岡田厩舎）
昨年のセレクトセール1歳馬部門で杉野公彦さんが2億9160万円で落札したサンデーアーサー。
日曜の新潟5R・芝1800ｍ戦でデビューします。
父はハーツクライ。
母のシンハディーバは1勝に終わりましたが、母方の祖母シンハリーズはアメリカのG1レース・デルマーオークス（芝約1800ｍ）を制しました。シンハリーズの子供にはオークスを制したシンハライト、ラジオ日経杯2歳ステークスを制したアダムスピーク、マーメイドステークスを制したリラヴァティがいます。
シンハリーズの子供は9頭いますが、8頭勝ち上がるなど繁殖牝馬としても優れた実績を残しています。
ヴェルナー（牡2 父キングカメハメハ 母アディクティド 栗東・高野厩舎）
一口クラブのキャロットフォームが総額6000万円で募集したヴェルナー。
日曜の新潟5R・芝1800ｍ戦でデビューします。
父はキングカメハメハ。母のアディクティドはドイツのG3レース・シュヴァルツゴルトレネン（芝1600ｍ）を制した馬です。
全兄にはマイラーズカップなど重賞2勝を挙げているクルーガー、リステッド競走のジュニアカップを制したサクセッションがいる血統です。
レイオブウォーター（牡2 父ディープインパクト 母ノーブルジュエリー 栗東・友道厩舎）
昨年のセレクトセール1歳馬部門で大塚亮一さんが1億368万円で落札したレイオブウォーター。
日曜の新潟5R・芝1800ｍ戦でデビューします。
父はディープインパクト。
母のノーブルジュエリーはオープンの洛陽ステークスなど6勝をあげました。
また、全姉のノーブルカリナンは3勝をあげています
グレナディアガーズ（牡2 父Frankel 母ウェイヴェルアベニュー 栗東・中内田厩舎）
一口クラブのサンデーレーシングが総額1億2000万円で募集したグレナディアーズ。
日曜の新潟6R・芝1400ｍ戦でデビューします。
父はG1レースを10勝したFrankel。
母のウェイヴェルアベニューは2015年のブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント（ダート約1400ｍ）を制し、翌年の同レースでも2着に入った馬です。
母の父HarlingtonはアメリカのG2レース・ガルフストリームパークH（ダート約1900ｍ）を制し、産駒にはアメリカのG2レース・ゴルディコヴァステークス（芝約1600ｍ）を制したUzzielがいます。
バスラットレオン（牡2 父キズナ 母バスラットアマル 栗東・矢作厩舎）
一口クラブの広尾レースが総額3400万円で募集したバスラットレオン。
日曜の札幌5R・芝1800ｍ戦でデビューします。
父はキズナ。
近親には今年の天皇賞・春2着でオールカマーなどを制したスティッフェリオがいる血統です。
母の父がイギリスダービーなど欧州のG1レースで5勝をあげたNew Approachがいる血統ですので、洋芝適性が問われる札幌の舞台でデビューする事は大きなプラス材料となると思います。矢作厩舎所属で馬主が広尾ホースという組み合わせといえば、先々週の新馬戦でカイザーノヴァが勝ち上がるなど今年の2歳戦では注目を浴びると思います。
ポルトヴェッキオ（牝2 父ロードカナロア 母ポルトフィーノ 美浦・木村厩舎）
一口クラブのサンデーレーシングが総額5000万円で募集したポルトヴェッキオ。
日曜の札幌5R・芝1800ｍ戦でデビューします。
父はロードカナロア。
母のポルトフィーノはエルフィンステークスなど3勝をあげました。
さらに半兄のポルトドートウィユはきさらぎ賞、京都新聞杯で2着に入った馬です。
祖母に名牝・エアグルーヴがいる血統です。
一般的に、エアグルーヴの血を持つ馬は本格化するのに時間が掛かると言われますが、この馬の場合父は仕上がりが早いロードカナロアですから、いきなり走ってもおかしくはない馬だと思います。
また、母の父がパワー型のクロフネですので、洋芝の適性も高い馬だと考えられます。
デルマミロク（牝2 父Uncle Mo 母Diza 栗東・須貝厩舎）
昨年のキーンランドセプテンバーイヤリングセールにて20万ドルで落札されたデルマミロク。
日曜の札幌6R・ダート1700ｍ戦でデビューします。
父のUncle Moは2010年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイル（ダート約1700ｍ）など米国G1レースで2勝をあげました。叔母にはアメリカのG1レースフラワーボウル招待ステークス（芝約2000ｍ）など米国G1レースを2勝挙げたDynaforceがいます。
日本におけるUncle Mo産駒はダートで2勝を挙げたレッチェバロックや関東オークスで5着に入ったセランなどダートで活躍する馬を送り出しています。デルマミロクの場合も母の父がエンパイアメーカーなので、ダート競馬の適性は高い馬ではないでしょうか。
