2019年7月7日。 6年振りに七夕賞が七夕当日に行われた。年に1度、織姫と彦星が天の川の岸辺で出会うと伝わる七夕だが、梅雨の真っ只中にある福島競馬場の上空は鉛色の雲で埋め尽くされ、天の川はおろか、ベガ(織姫)もアルタイル(彦星)も望めそうになかった。それでも想像を超える豪雨や長雨に見舞われる地域を考えれば、雨がなかっ...
レース回顧の記事一覧
桶狭間、雨中決戦。猛者たちの意地、飛び込む新星 今から459年前の1560(永禄3)年6月。 尾張の織田信長が海道一の弓取りといわれた今川義元を破り、戦国下剋上に名乗りをあげた、桶狭間の戦いが起こった。 谷あいで休んでいた今川本隊に崖から馬を駆って一気に攻め立てたなど伝説めいた話が多いが、実際には事前に情報戦を仕掛け今...
秋のダート大一番を目指すハンデ重賞は上位拮抗! ダートG1チャンピオンズカップの前哨戦として、重要な1戦であるシリウスステークス。2007年から距離が変更され、ダート2000mという、中央では少し珍しいコースとなっています。 今年の出走馬16頭の顔触れを見ると、連覇を狙うマスクゾロをはじめ、マーキュリーC勝ち馬のミツバ...
2016年のクラシック競走では、多くのドラマを見ることが出来た。貴重な時間を体感させてくれた出走馬の陣営全員には拍手を送らせていただきたい。 そして2016年は、例年に比べてハイレベルとも言われた3歳馬豊作の年でもあった。リオンディーズ、エアスピネル、マカヒキ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、メジャーエンブレム...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~