2018年度のPOGもいよいよスタートしました。
今回は「ウインレーシングクラブ」所属の注目の2歳馬をご紹介していきます。

ウインレーシングクラブといえば、ウインクリューガーやウインバリアシオン、ウインガニオンなど不思議な魅力を持つ馬が多数在籍してきたクラブです。

ホームページにある所属馬の近況情報は一読の価値ありというくらい、正確に情報が掲載されています。状態次第では「物足りない」「もっと成長してほしい」といった情報まで載ることも。『取り繕わない魅力』の大きさを改めて感じます。

今回ピックアップした馬たちから、新たなる大物の誕生を期待します!

ウインプラウド

父:レモンドロップキッド
母:デイムウルスラ

この馬は何と言っても血統背景が興味深いです。
叔父には芝ダートの『二刀流』でG1馬となったアグネスデジタルをはじめ、重賞馬ジャリスコライト(父ファンタスティックライト)・シェルゲーム(父Swain)といった活躍馬がずらり。

ただ、上記の馬たちとは異なって、この馬は芝よりもダートでの活躍が期待できそうです。
父であるLemon Drop Kidはダートが得意な種牡馬。日本での実績も芝の1勝とくらべてダートでは14勝をあげています。
豊富な筋肉を活かした走りをしてくれそうな、いかにもダート短距離で堅実そうな1頭です。

さらにもう一点注目したいのは、種牡馬としてのポテンシャル。
母系が良血であることはもちろんですが、Lemon Drop Kid産駒であるアポロキングダムはG1馬アポロマーベリックを輩出した良血牝馬です。

先を見据えた成長・活躍を期待したい1頭です。

2018年5月18日の体重は470キロ。

ウインスピリタス

父:タニノギムレット
母:イルドロール

ダービー馬ウオッカを輩出した頃と比べるとさすがに勢いに陰りは見えますが、それでも2013年産駒にブラックスピネルがいるように、まだまだ存在感を示してくれる種牡馬・タニノギムレット。
このウインスピリタスは芝・ダートどちらでもいけそうな快速馬にうつります。

早いうちから活躍して2歳重賞で良い成績を出してくれるのが理想形ではないでしょうか。
父親の名前にちなんだ馬名も素敵です。

古くまで遡ればデュランダルらと同じ母系に辿り着く馬で、やはりその観点からも短距離レースでの活躍が楽しめそうな好素材だと見込んでいます。

2018年5月18日の体重は464キロ。

ウインコンダクター

父:ジャスタウェイ
母:リバラン

新種牡馬・ジャスタウェイの初年度産駒。
ジャスタウェイの面影がある牡馬ではないでしょうか。

状況を忌憚なく伝えることでお馴染・ウインのHPには「当初は身のこなしも良く、動けそうな感触はあったのですが、馬体の成長が見られず、現時点では動きも目立ちません。ジャスタウェイ産駒ですから、これから変わってくればいいのですが」と記載がありました(2018年2月16日)。
しかし胴の雰囲気といい、繋ぎの角度といい、ジャスタウェイ産駒の走る馬ってこんな感じなのではと思わせてくれる1頭です。

ジャスタウェイ同様に本格化は古馬になってからかもしれませんが、デビュー前からのんびり応援しておきたい1頭です。

2018年5月18日の体重は447キロ。

ウインアイルビータ

父:アイルハヴアナザー
母:コスモマーベラス

全姉は新馬戦勝利→函館2歳Sを12番人気で2着のウインジェルベーラ。
現時点の完成度が高いとのことで、入厩も早く使いだしも早そうです。

個人的にはまだまだ成長途上のポテンシャル高い牝馬だと思っているので、先々が楽しみです。

2018年4月20日の体重は450キロ。

ウインセルリアン

父:オルフェーヴル
母:コスモチェーロ

評価が難しいオルフェーヴル産駒。
POGでも一発を狙いたい人向け、というのが初年度成績を見た正直な評価でしょう。

そんななか、雰囲気を感じるのがこのウインセルリアン。

母はコスモヴューファームの人気繁殖牝馬コスモチェーロ。ウインマーレライやウインヴォラーレといった中央活躍馬が兄として名を連ねます。

新馬勝ちをした兄に続きたいところでしょう。
適度な馬格に、品のある腹回り。今後の成長が非常に楽しみな存在です。
順調にいけば、2歳から大きなところを狙える素材であることは間違いありません。

ラッキーライラック・エポカドーロの2頭と同様、母親にMr.Prospectorの血が流れていることも、後付け的な理由としてではありますがあげておきたいです。

2018年6月現在は、原因不明の跛行があり、デビュー予定を白紙として、回復を待っているところです。
万全の体調でのデビューを期待したいです。

2018年5月18日の体重は480キロ。


その他に、ノーザンテーストの3×3クロスをもつウインフルスターは重賞馬ウインフルブルームの半弟で気性の荒っぽい一面はありそうですがポテンシャルは十分。
珍しい青森県産馬のウインベッスルはカネヒキリ産駒。こちらはサンデーサイレンスの3×4・Deputy Ministerの3×4と、2種類の濃いクロスを持つ点でも注目です。
ウインメテオーラの祖母はマイル前後で活躍していた重賞馬レッドチリペッパー。いとこにカラクレナイがいるなどまだまだ勢いのある母系です。馬体重が若干物足りないものの、好感の持てるフォルムで今後の成長に期待できそうです。

長い目で見てみたいといえば、ウインエルカミーノも将来性を感じます。やはり馬体重はもう少し増やしたいところではありますが、軽い走りは芝のマイル以上で楽しめそうです。

ウインライジンもゆっくりと成長をしている1頭です。こちらは7歳まで現役を続けた女傑・コスモネモシンの初仔になります。本格化まで時間はかかるかもしれませんが、母のような長い活躍をしてくれそうに思います。芝での走りが楽しみです。

写真:ウインレーシングクラブさまHP

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