サマーチャンピオン : 佐賀 1400m

2001年に創設された交流重賞です。
佐賀競馬における短距離路線の頂点として、夏の競馬を盛り上げます。

第1回の覇者は、河内洋騎手とトシザミカ。1番人気ボリユキオーに7馬身差をつける快勝でした。
地方馬の初勝利はその翌年である第2回開催で、安藤勝己騎手と笠松・フジノコンドルのコンビが達成。他にも愛知のキングスゾーン(2007年)、兵庫のエイシンバランサー(2018年)といった地方馬が、ここで勝ち星をあげています。一方で、地元である佐賀所属馬は未勝利と、悔しい状況が続いています。
ただし、近年は佐賀における短距離路線の整備が進み、レベルが高まりつつあります。
2019年には佐賀所属馬のハクユウスターダムが5着と、中央馬にも先着する走りを見せていますし、今後好走する馬の登場に期待が高まります。

中央馬からも、過去にはスーニやグレイスフルリープといった一線級の挑戦もあり、佐賀の夏を盛り上げる一戦として親しまれてきました。
このレースは、過去の実績だけでなく、勢いや調子のよさが勝敗を大きく左右するレースでもあります。夏の佐賀をどう過ごしレースに臨んだかも重要です。

夏のスプリント重賞を制するのは、どの馬でしょうか?

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