埼玉県羽生市、さいたま市街中心地から車で2時間ほどの長閑な場所に、『Horse Space 紡』という、馬のための場所がある。 近年、ニュースや関係者による発信により、引退競走馬への関心が広がっている。それに伴い、実際に競走馬生活を終えた馬たちを受け入れ、セカンドキャリアへ送り出すことを目指す活動も増加した。 しかし、...
zakkey(ザッキー)
中央・地方を問わず関東の競馬場に出没するギター弾き。ターファイトクラブにて一口馬主にも挑戦中。重賞のみ馬券も買っており、休みの日は乗馬クラブで馬と触れ合っております。
zakkey(ザッキー)の記事一覧
競馬を語るうえで大事な要素のひとつが"脚質"だ。 脚質は、大きく分けて4種類。スタートから先頭を譲らない"逃げ"、逃げ馬を前に見ながら前目のポジションででレースをする"先行"、後ろの位置から前をかわしていく"差し"、そして、後方から一気の末脚で前を行く馬たちをまとめて追い抜く"追込み"である。勿論、その中でも馬によって...
17戦7勝──そのうち新馬戦を除く6勝が左回りのダート戦、右回りは芝ダート含め僅か3回の出走で現役生活を終えた"砂上のサウスポー"カフェファラオ。 7勝のうちG1級競走は連覇したフェブラリーステークスにマイルチャンピオンシップ南部杯を加えた計3勝。中京1900mのG3シリウスステークスでも勝鞍はあるが、得意条件であれば...
毎年2月に開催される佐賀競馬場2000mの交流重賞、佐賀記念。これまで16時30分や17時スタートだったレースが今年は日が暮れた18時15分(この日の佐賀県の日没時刻は18時01分ごろ)に組まれ、明るいライトに照らされたコースを駆け抜ける一戦になりました。 地方競馬の代表格は2頭。1頭はサンタアニタダービー2着馬マンダ...
2023年を締めくくる大一番、東京大賞典。 砂の入れ替えによってライトで白く輝くようになったダートコースを駆け抜ける2000m戦に、今年も実力馬が集いました。南関所属馬は今年の三冠馬ミックファイア、南関の中長距離路線の強豪マンガンの2頭。そして中央からは昨年覇者ウシュバテソーロをはじめ、今年のJBCクラシック勝ち馬キン...
今年のJBC競走(レディスクラシック、スプリント、クラシック)は、大井競馬場での開催でした。 前回の大井開催との違いは「砂」。オーストラリアアルバニー産の珪砂で、白く見えるのが特徴です。 「排水性を確保できることで馬場状態の悪化を防ぐことや騎乗者の視認性確保が期待されます」と大井競馬のホームページに記載されている通り、...
8月8日、菊花賞馬アスクビクターモアが熱中症による多臓器不全で亡くなりました。宝塚記念を走り終え外厩先で秋に備えていた矢先の出来事でした。 数少くなったディープインパクト産駒。母カルティカ、母父レインボウクエストの鹿毛馬であるアスクビクターモアは、2020年セレクトセールで1億8,700万円で取引されました。馬名の意味...
夏の古馬ダートグランプリとして、大井競馬場2000m戦でチャンピオンを決める帝王賞。前年の開催では9頭立てだったメンバーも今年は12頭フルゲート、古豪も新勢力も南関の強豪も揃う1戦になりました。まずは多士済々の出走メンバーを馬番順に紹介しましょう。 1.テーオーケインズ(牡6):2021年帝王賞他G1級3勝。実績はメン...
トウカイテイオー。見るものを魅了する端正なルックスと父シンボリルドルフを彷彿とさせる強さで、現役生活を終えて30年、この世を去ってから10年経った今もなお人気の競走馬である。G1は颯爽と駆け抜けた1991年の皐月賞&日本ダービーのクラシック二冠、古馬になってからは92年ジャパンカップ、そして結果的にラストランと...
谷川牧場に生まれ、デビューから3連勝で重賞馬となったファンディーナ。その身体に流れる血を受け継ぐ馬たちがいます。その初仔であるエルチェリーナが、1/29中京競馬場の新馬戦(芝2000m)でデビューを迎えます。 ファンディーナの兄弟たち。 1歳上の半兄ナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)はJRAでのデビューから大井→門...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~
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[重賞回顧]道悪を苦にしなかったマテンロウスカイが、そつのない競馬で抜け出し重賞初制覇~2024年・中山記念~
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