現役時の実績が評価されたジャスタウェイは、日本国内の名種牡馬が集う社台スタリオンステーションで種牡馬生活をスタートします。初年度の価格設定は350万円に設定され、満口になるなど上々のスタートを切りました。 種付け頭数の推移は220→151→121頭と年々減少傾向にありますが、セレクトセールでの初年度産駒の売れ行きは上々...
「名馬」を語るの記事一覧
2016年春の阪神スプリングジャンプを制した競走馬を覚えているだろうか。天性のスピードと卓越した飛越センスを兼ね備えた、障害競走馬を。 ──幾多の障害を飛越し掴んだ、無限の可能性。澄んだ瞳が見据えるのは、明るい未来だ。 2016年冬に彼は競走馬を引退し、北海道・酪農学園大学で馬術競技馬となった。その才能に期待をかけられ...
1987年12月26日、中山大障害・秋。かつてその地で栄光を掴み取った名馬が、この世を去った。 最期の力を振り絞り、鞍上の命を守って。そして、自らが夢を掴み取った大障害コースに、置き土産を残して── 時は遡り、1980年代。この時代の障害界も、強豪たちが激戦を繰り広げていた。中山大障害や京都大障害といった栄冠を目指して...
競走馬にはG1とって一人前、みたいな訳のわからないルールがある 天皇賞(秋)の一週間前登録が発表になり、ジャスタウェイの出走順位は20番目でした。天皇賞(秋)のフルゲートは18頭。 このままでは出走枠に入ることができません。しかし、競馬の神様はジャスタウェイを見捨てませんでした。 出走決定順位上位の馬が別のレースに向か...
『ジャスタウェイはジャスタウェイ以外の何ものでもない。それ以上でもそれ以下でもない』 週刊少年ジャンプで連載されている漫画「銀魂」のファンならば誰もが知っている名(?)台詞。そして、今回の記事の主役である競走馬『ジャスタウェイ』の馬主は、アニメ銀魂のシリーズ構成を3期まで担当していた脚本家の大和屋暁氏です。馬名の由来は...
馬術大会で障害飛越競技の賞を欲しいままにする、ジャンプのプロフェッショナル。あの日私は、その飛越の美しさに感銘を受けた。今でもその姿が忘れられない、華麗で勇敢な馬術競技馬だった──。 彼は、元・障害競走馬であった。そうと知って真っ先に気になったのは、日本障害競馬の最高峰・中山J-G1での戦績だ。しかし、彼がその舞台に上...
2017年2月。ゴールドアリュール急逝の報せを受けた翌日、ゴールドアリュール産駒のゴールドドリームがフェブラリーステークスを勝利した。亡き父に捧げるG1勝利に心動かされた人も多かったことだろう。 今やゴールドアリュールの子どもたちは、ダート界で圧倒的な強さを誇っている。そこで、ゴールドアリュール産駒にはどんな活躍馬たち...
暦の上では春を迎え、若駒誕生の報せも届き始める2月の第3土曜日。競馬ファンの胸の内は熱気に満ちていた。実力派揃いの混戦模様となった2017年のフェブラリーステークス。どんなレースになるのか楽しみな気持ち、勝馬を予想する悩ましい気持ち。様々な想いをそれぞれが抱き、翌日に行われる年明け最初のG1開催を楽しみにしていた。そこ...
働き方改革が叫ばれる昨今、年末年始は10日以上の連休の方もいらっしゃったとか。そんなご時世にあってなお、競馬にお正月休みはありません!なんと元日から、地方競馬(帯広・川崎・名古屋・高知)は開催されています。2018年は「競馬が、濃い。地方競馬」というキャッチコピーでした。その言葉そのままに、多くの熱戦が繰り広げられてい...
その馬の強さに世間が気がつくまで、多くの時を要した。だがその馬は、やがて絶対的王者と呼ばれるほどの存在に成長する。キタサンブラック。雄大な馬体を輝かせる、稀代の名馬。 キタサンブラックが初めて1番人気に支持されたのは、デビュー12戦目の京都大賞典。かつての3歳戦は遠い昔に感じられる、4歳秋の頃であった。その時彼は、既に...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~