それぞれの競馬愛の記事一覧
令和元年5月1日。 新しい時代の訪れとともに、TCC Therapy Parkは、大事な一歩目を踏み出した。 「こういう施設が欲しかったんですよ」 そう優しい口調で語るのは、JRAの角居勝彦調教師。 ウオッカ、ロジャーバローズといったダービー馬を輩出した名伯楽が「欲しかった」と評価するほどの施設が、このTCC Ther...
通算19593戦2028勝。 所属する大井競馬場で、2019年11月15日のレースを最後に、ムチを置いた騎手がいる。 第二の人生として、その騎手が選択したのは調教師の道。 坂井英光「元」騎手。 ロジータ賞や東京スプリング盃、サンタアニタトロフィーなどを制覇した大井の名手である。 私は3年間、彼を応援していた。 横断幕を...
2019年10月1日、地方競馬に新しく4人の新人騎手が誕生した。 地方競馬教養センター騎手課程の98期生だ。これだけならニュースなどで見たことがある人も多いのではないだろうか。 今回、私はその中でも岩手競馬の新人女性騎手である関本玲花騎手(以下:関本騎手)に魅力を感じ、デビュー週の盛岡へと足を運んだ。以前、競馬場実習時...
「ジャパンブリーディングファームズカップ(Japan Breeding farms' Cup)」。 「JBC」の呼称でお馴染みの地方競馬最大のイベントです。 地方競馬場が毎年持ち回りで開催しているJBC。 JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのメインレースが行われます。 みんなでひとつのテ...
私が、金沢競馬のフリーペーパー「遊駿+」を発行し始めた頃、金沢競馬のホースマン達が集まって酒を酌み交わすと大抵が「どうやったら金沢競馬にお客さんを呼び込めるか」という話が持ち上がりました。 「あんなイベントをしたらどうだろう」 「こんな人を招いてライブでもしてもらったら、たくさん来るのではないか」 ──酒の勢いに任せて...
競馬にはドラマがあります。 時に笑い、時に悔しがり、時に怒り…… そして、時に涙する。 そんな風に感情が動かされるのも、真剣勝負だからこそ。 前回のテーマトーク「私が競馬で泣いた時〜悲しみの涙編〜」に引き続き、今回は「私が競馬で泣いた時〜感動の涙編〜」をお届けします。 過去の相棒に贈るG1制覇を見届けたとき。 競馬で泣...
競馬にはドラマがあります。 時に笑い、時に悔しがり、時に怒り…… そして、時に涙する。 そんな風に感情が動かされるのも、真剣勝負だからこそ。 今回のテーマトークは「私が競馬で泣いた時〜悲しみの涙編〜」として、4つのエピソードをご紹介していきます。 ドバイの地に散った名牝を想って。 とある昔──1993年1月5日の正月競...
2019年7月26日、アップトゥデイトの競走馬登録抹消が発表された。 アップトゥデイトは、前年の中山大障害で落馬競走中止してから長期の休養に入っていたが、阪神ジャンプSを目標に復帰を目指しているとの近況が伝わってきていただけに、その突然の知らせには驚いた。ただ、これは彼と常日頃から接している関係者が彼の事を思って下した...
「あなたがわたしにくれたもの アンデルセンの童話の本♪」(ジッタリン・ジン 1990 「プレゼント」より) けいばがわたしにくれたもの ちょうど10個の缶バッジ♪ けいばがわたしにくれたもの フリビオンとガッツポーズの中西騎手♪ 高知競馬で初めて缶バッジを手にしたのが、この第45回高知優駿のフリビオンとガッツポーズを決...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~