今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜今週の新馬戦(12/4,12/5)〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今週はテンポよく合計5頭の新馬を紹介します。

土曜阪神5R コスモエクスプレス

阪神芝1800mでデビューするコスモエクスプレス。曽祖父にメジロマックイーンがいます。

メジロマックイーンは祖父メジロアサマ、父メジロティターンに続き3世代で天皇賞を制したことで知られています。それと同時に、メジロアサマ、メジロティターンから受け継がれた芦毛の馬体でも知られています。

それを意識してか、それともたまたまかこのコスモエクスプレスと言う馬は芦毛の名馬の血を多く受け継いでいます。曽祖父は先述のメジロマックイーン、祖父は2001年のジャパンカップダート(チャンピオンズカップの前身レース 当時は東京2100mで開催されていた)を2.05.9というとんでもないレコードで圧勝したクロフネ、父はディープインパクト産駒でフランスのG1イスパーン賞を制したエイシンヒカリとこの牝系には3世代続けて芦毛が配合され続けてきました。

これだけ芦毛にこだわった配合ながら、祖母、母ともに芦毛にはならずこのコスモエクスプレスでやっと芦毛が誕生することになりました。

芦毛ファンの方は応援してほしい1頭です。

日曜中山4R ラガッツァアレグラ

中山ダート1200mでデビューするラガッツァアレグラは曽祖父にエルコンドルパサーがいます。

エルコンドルパサーは7歳で早逝してしまった為残された産駒は多くありません。しかし、その中から3頭のG1ホースが誕生しています。

その中の1頭がラガッツァアレグラの母父ヴァーミリアン。ヴァーミリアンは母方の血を遡ればダイワスカーレットと同じスカーレットインクに行きつく牝系出身で、2歳時はクラシックの登竜門的レースであるラジオたんぱ2歳Sを制し、一躍クラシックの期待の星となりました。

しかし、この年はディープインパクトという怪物がいたこともありクラシックでは目立った成績を上げることが出来ず、3歳の秋にダート路線に転向することになります。

これがヴァーミリアンにとって転機となりました。

クラシックでは精彩を欠いた走りに再び活気が戻り勝利を重ねると、2年後の秋からはJBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典、フェブラリーSとダートのG1を4連勝。誰もが認めるダート界のチャンピオンとして君臨しました。

その後もヴァーミリアンコンスタントにG1勝利を重ね、引退までに交流ダートG1を含め9つのG1タイトルを手にしました。

思えばその父エルコンドルパサーもデビュー戦はダートで圧勝をおさめており、親子そろって芝ダート両方走れるタイプだったと言えるのかもしれません。

ラガッツァアレグラにも芝ダート問わない活躍を期待したいところです。

日曜中山5R キタサンドーシン

皐月賞と同じ舞台中山芝2000mでデビューするキタサンドーシン。父はキタサンドーシンと同じ北島三郎氏の持ち馬キタサンブラックです。

先ほど紹介したコスモエクスプレスは「代々芦毛がつけられてきた血統」でしたが、このキタサンドーシンは「代々ウマ娘のモデル馬がつけられている血統」と言えるでしょう(もちろんたまたまなのですが)。

5代前の母ポイントメーカーにはマルゼンスキー。

3代前の母、曾祖母モガミヒメにはメジロライアン。

祖母ラヴァーズレーンにはキングヘイロー。

母スルターナにはキタサンブラック。

と5代以内の母のうち4頭にウマ娘のモデルになった名馬が種付けされています。それだけウマ娘にはたくさんの名馬が登場しているとも言えるでしょう。

キタサンドーシンの近親にはローレルゲレイロやディープボンドと言った活躍馬も多く血統的な期待値は高い馬です。ウマ娘から競馬にハマった人は注目すべき一頭だと思います。

日曜阪神6R ニシノメイタンテイ

阪神ダート1800mでデビューするニシノメイタンテイ。祖母のニシノブラッサムは姉にニシノフラワーがいます。

ウマ娘をやっている競馬初心者の方はやたらと「メジロ」や「サクラ」のつく馬が多いなと思ったことはないでしょうか。この「メジロ」や「サクラ」は冠名と言われ馬主さんによっては自分の所有馬にこの冠名をつけることで自分の所有馬であることを明確にし、ある種の「一体感」を高めています。競走馬の苗字と考えたらわかりやすいでしょうか。

ニシノフラワーやセイウンスカイのオーナーとして知られる西山茂行氏は「ニシノ」「セイウン」の冠名で知られています。ですから、祖母のニシノブラッサム、母のニシノシュロも西山茂行氏の所有馬と考えると自然な名付け方に思えます。

しかし、その「ニシノ」に「メイタンテイ」がくっつくと………。cv堀川りょうさんで「せやかて工藤!」と言っている色黒の高校生を想像してしまうのは私だけでしょうか。

ウマ娘ファン、ニシノフラワー推しの方はもちろん、名探偵コナンファンの方にも注目してほしい一頭です。

日曜中京5R ダノンマイソウル

日本を代表する名手のひとり、川田将雅騎手を背にデビューするダノンマイソウル。祖母Darling My Darlingの弟にゼンノロブロイがいます。

祖母の弟に○○がいると言うのは競馬ではそれほど珍しいことではないのですが、この馬の変わっているところは、ゼンノロブロイが日本生まれ日本育ちなのに対し、Darling My Darlingはアメリカ生まれアメリカ育ちと全く育った環境が違う点です。

2頭の母ローミンレイチェルはアメリカの名種牡馬Storm Catの子をお腹に宿した状態で日本に輸入されそれ以降は日本で繁殖生活を送っています。その為このようなことが起こりました。

Darling My Darlingの9番目の子フォエヴァーダーリングはローミンレイチェルと同じようにFrankelの子を宿した状態で日本に輸入され繁殖生活を送っています。ゼンノロブロイの近親と言う事で日本の水は合うかもしれません。名馬を輩出する下地は十分に整っています。

ダノンマイソウルは父がディープインパクト。2020年のセレクトセールにおいて4億4000万円と言う高額で落札され注目を集めました。管理するのは無敗の三冠馬コントレイルを育てた矢作芳人調教師、騎乗するのは先ほども紹介した通り日本を代表するジョッキーの川田将雅騎手とその期待値の高さは半端ないと言えるでしょう。

来年のクラシックでも楽しみな1頭になる可能性は十分です。

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