[CBC賞・ラジオNIKKEI賞]今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜日曜重賞編〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今日は日曜日に行われる2重賞からそれぞれ1頭ずつ紹介したいと思います。

CBC賞 テイエムスパーダ

女性騎手今村聖奈騎手を背に重賞に挑む3歳馬テイエムスパーダ。祖父は今なお「史上最強マイラー」に推す人も多い外国産馬タイキシャトルです。

その類まれなスピードで海外のG1も制したタイキシャトル。産駒にはそのスピードを受け継ぐ馬が多く、2005年にアイビスサマーダッシュを制したテイエムチュラサンや、2004年、2005年のセントウルSを連覇したゴールデンキャストなど、雨が少なく高速決着になりやすい短距離戦で活躍している馬が多くいます。テイエムスパーダの父レッドスパーダも2013年に関屋記念を制し、夏の高速馬場、スピード決着に不安はありません。

CBC賞は例年中京芝コースで行われていますが、今年は去年と同様小倉コースで行われます。夏の小倉競馬は芝の生えそろった高速馬場の傾向が強く、去年のこのレースでは勝ちタイムが1.06.0と言う破格のレコードタイムが出ています。タイキシャトルの血を継ぐテイエムスパーダにとっては好条件と言えそうです。

48キロと斤量にも恵まれており、デビュー1年目の今村聖奈騎手にとっては、藤田菜七子騎手に次ぐ2人目の女性騎手によるJRA騎手を狙える舞台です。注目してみてはいかがでしょうか?

ラジオNIKKEI杯 フェーングロッテン

白百合Sを逃げ切りで制したフェーングロッテン。母方にはキングヘイローやサクラバクシンオーなどウマ娘でもおなじみの名前が見られる血統です。

フェーングロッテンの血統はキングヘイロー、サクラバクシンオー、そして兄のピクシーナイトといずれも芝1200mのG1を勝利しており、短距離色の強いイメージのする血統です。しかし、フェーングロッテン自身はデビュー以降常に1800m以上の距離を使ってきており、どちらかと言うと中距離志向の強い馬となっています。

これは父がモーリスからブラックタイドに変わったことも一因としてあるでしょうが、キングヘイローの血も効果を発揮しているのではないかと思います。

母の父キングヘイローの活躍は去年から目覚ましいものがありますが、そのすごさは「条件」の幅広さも挙げられます。先述のピクシーナイトは芝1200mのスプリンターズステークス制していますが、その他にも今年の皐月賞、ダービーいずれも2着のイクイノックス、阪神大賞典を制したディープボンド、昨年のレパードステークスを制したメイショウムラクモなど距離、条件を問わずに活躍している印象です。キングヘイローの適性の広さがこのフェーングロッテンにも出ているのかもしれません。

母父キングヘイローの新たなスター誕生となるか、注目です。

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