巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。
実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。現在も、ウマ娘たちのモチーフとなった名馬たちの子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けています。
そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。
今日は日曜日に行われる2重賞から1頭ずつ紹介したいと思います。
小倉記念 モズナガレボシ
昨年の小倉記念の覇者モズナガレボシ。祖父はウマ娘では学級委員長としておなじみのサクラバクシンオーです。
ゲームアプリでは、ジュークボックスで聞くことのできる「バクシンバクシンバクシンシン」など、ややコミカルなキャラクターとして描かれています。が、現実のサクラバクシンオーは歴史に名を残すと言っても過言ではない名馬です。
例えば、競馬ファンに「歴代最強馬は?」と質問すると、ディープインパクトと答える人、オルフェーヴルと答える人、アーモンドアイと答える人、シンボリルドルフと答える人など、おそらくは答えが大きく分かれると思います。しかし、「歴代最強スプリンターは?」と質問すると、多くの人は香港スプリントを連覇したロードカナロアとサクラバクシンオー、ほぼ二者択一になるのではないかと筆者は思っています。
それほどまでに素晴らしいスプリンターのサクラバクシンオーですが、このモズナガレボシにはそういったスプリンター的素養はあまり遺伝子なかったようで、中長距離で多くの実績を上げています。
サクラバクシンオーの近親には有馬記念や天皇賞春を優勝したアンバーシャダイがおり、血統的には長距離をこなしてもおかしくない潜在能力はあります。その潜在能力を見せつけているのが今の活躍と言えるでしょう。
昨年の小倉記念以来勝ち星からは遠ざかっていますが、ここは復活の舞台としたいところです。
関屋記念 ピースワンパラディ
マイル戦では2着を外したことがないピースワンパラディ。この馬の母の父は万能の天才アグネスデジタルです。
芝ダートどころか国内海外で活躍したアグネスデジタルとは対照的に、ピースワンパラディはデビューしてからこれまで一貫して「左回り」のレースを使われています。
JRA全10の競馬場の中で、左回りの競馬場は3つしかなく、ここまで極端に左回りを使われる馬は筆者の記憶にもなかなかありません。
今回のレースは昨年の京都金杯以来1年7か月振りのレースとなります。そのブランクを埋めるのは簡単なことではありませんが、母の父アグネスデジタルは、1年のブランク明け2戦目でG1安田記念を勝利しています。長期ブランクを苦にしたいところはアグネスデジタルに似てほしいところです。
その類まれな素質は誰もが認めるところなので、今回は初の重賞制覇を期待したいところです。
開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
プラットフォーム:iOS/Android/PC
配信:日本
利用料金:無料(一部有料コンテンツあり)
URL:
・AppStore
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