岐阜金賞:笠松 1900m
1977年に創設された、北陸・東海・近畿所属所属馬における3歳重賞です。
2011年にはオオエライジンが兵庫所属馬として初の勝利をおさめ、2019年にはニューホープが金沢所属馬として初の勝利をおさめています。
「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズの指定競走でもあり、全国レベルでの活躍を狙う素質馬たちが集合します。
下半期における素質馬の最初の目標になるレースのため、過去の勝ち馬にもその後活躍する馬が多く見られます。
当時地方の世代ナンバーワンを決める競走だったダービーグランプリを制覇したトミシノポルンガをはじめ、兵庫CSなどダートグレードで4勝したミツアキサイレンス、ダイオライト記念などダートグレード2勝のミツアキタービン、重賞出走回数が国内最多となる130回というタフネスぶりを見せたトウホクビジンなど、多くの人気馬・活躍馬が、ここでの勝利を通過点として全国へ乗り込んでいます。
長年にわたり兵庫所属馬が優勢を誇ってきたレースではあるものの、成長著しい金沢所属馬などの反撃もあり、各地区の力関係を捉えつつ応援したいレースです。