ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]ダート短距離界に新星誕生! 直線半ばで勝負を決めたコスタノヴァが圧勝で重賞初制覇~2025年・根岸S~ 2025年2月3日 関東でおこなわれるフェブラリーSの前哨戦、根岸S。秋から年始に施行時期が移った2001年以降、当レースとフェブラリーSを続戦した馬はのべ129頭で、本番における勝率は5.4%、複勝率も13.2%。前走チャンピオンズC組(ジャパンCダートの時代も含む)の勝率25.0%、複勝率50.0%と比較すると明らかに分が悪く、お世辞... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]自身の走りに徹したダノンデサイルが、ダービー馬の貫禄と実力を示し重賞3勝目~2025年・アメリカジョッキークラブC~ 2025年1月27日 2ヶ月間にわたっておこなわれた中山開催を締めくくるアメリカジョッキークラブCは、26年ぶりに前年のダービー馬が参戦。例年以上に注目を集めるレースとなった。 その26年前は、ダービー馬スペシャルウィークが2着に3馬身差をつける完勝。以後、天皇賞春・秋連覇やジャパンC制覇など、この年3つのビッグタイトルを獲得し、さらなる飛... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]鮮やかな追込みを決めたニシノエージェントが、クラシック戦線に堂々と名乗り!~2025年・京成杯~ 2025年1月20日 過去2年で3頭のクラシックホースを送り出し、俄然、注目を集めるレースとなった京成杯。近年はクラシックのトライアルに出走しない、いわゆる「直行ローテ」が一般的になっているが、これら3頭も京成杯から皐月賞へ直行した。 そのうち、ソールオリエンスはこの2レースを連勝。史上初の快挙を成し遂げ、2024年の覇者ダノンデサイルも、... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]キズナ産駒リラエンブレムが、デビュー2連勝で出世レースを突破!~2025年・シンザン記念~ 2025年1月16日 史上二頭目の三冠馬シンザンの名を冠したシンザン記念は、2010年以降、3頭の三冠馬を輩出。出世レースとしての地位を確立した。 とりわけ、今も語り草となっているのが2011年のレース。勝ったレッドデイヴィスを筆頭に、7着馬までが後に重賞を勝利し、その中には、当年の三冠馬オルフェーヴル(同レースで2着)や、桜花賞馬マルセリ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~ 2024年12月29日 一年の終わりを告げると同時に、来年のクラシックを占ううえで非常に重要となるG1・ホープフルS。今年は重賞に昇格してから10回目となる節目の開催で、5年ぶりに土曜日に行われた。 ここ数年、人気の上では混戦となることが多かったホープフルSだが、今年は抜けた1番人気に支持された次代のスター候補がいた。 その馬の名は、クロワデ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~ 2024年12月23日 毎年、年末の風物詩となっている有馬記念。普段は馬券を買っていない人でも、『有馬記念だけは』…と参加する人も多い国民的行事だ。今年は、秋の天皇賞・ジャパンカップを制し、ここを引退レースとするはずだったドウデュースが金曜日に出走取消を発表。大本命の回避に、一転して有馬記念は混戦ムードに包まれた。 とはいえ、出走馬のうち全頭... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~ 2024年12月16日 毎年、勝ち馬や好走馬の多くがクラシック路線や重賞で活躍することの多い朝日杯フューチュリティステークス。今年は阪神競馬場の改修工事により史上初めて京都競馬場での開催となり、過去のデータなどから予想するのが難しいことも手伝って、やや人気は混戦模様となっていた。 そのなかで1番人気に推されたのはアルテヴェローチェ。前走、サウ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~ 2024年11月25日 近年、海外馬の参戦が少なくなっていたこともあって以前までのような国際G1の色味にやや陰りが差していたジャパンカップだが、今年は海外からディープインパクト産駒のイギリスダービー馬オーギュストロダンにキングジョージを制したゴリアット、昨年のドイツダービー馬で今年のバーデン大賞馬ファンタスティックムーンとまさに超一流のメンバ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~ 2024年11月18日 昨今、有力馬が乱立しているがゆえに確固たる王者がいないといっていいマイル路線。今年は春の安田記念を香港のロマンチックウォリアーが制していたこともあって、例年以上に混戦模様となっていた。 そんな混戦に断をするべく、別路線から参戦してきたブレイディヴェーグがこのマイルチャンピオンシップで1番人気に支持された。 ここまで6戦... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~ 2024年11月11日 牝馬三冠ロードを戦い終えてたくましくなった3歳牝馬と、実力経験のある古馬牝馬のぶつかり合いとなるエリザベス女王杯だが、今年はレース創設後”史上初”となる秋華賞から転戦してくる馬の出走がゼロのエリザベス女王杯となった。3歳牝馬も春は牡馬クラシック路線を戦っていたレガレイラのみの出走で、王道である牝馬クラシック路線を戦って... 小早川 涼風