ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~ 2024年12月16日 毎年、勝ち馬や好走馬の多くがクラシック路線や重賞で活躍することの多い朝日杯フューチュリティステークス。今年は阪神競馬場の改修工事により史上初めて京都競馬場での開催となり、過去のデータなどから予想するのが難しいことも手伝って、やや人気は混戦模様となっていた。 そのなかで1番人気に推されたのはアルテヴェローチェ。前走、サウ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~ 2024年11月25日 近年、海外馬の参戦が少なくなっていたこともあって以前までのような国際G1の色味にやや陰りが差していたジャパンカップだが、今年は海外からディープインパクト産駒のイギリスダービー馬オーギュストロダンにキングジョージを制したゴリアット、昨年のドイツダービー馬で今年のバーデン大賞馬ファンタスティックムーンとまさに超一流のメンバ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~ 2024年11月18日 昨今、有力馬が乱立しているがゆえに確固たる王者がいないといっていいマイル路線。今年は春の安田記念を香港のロマンチックウォリアーが制していたこともあって、例年以上に混戦模様となっていた。 そんな混戦に断をするべく、別路線から参戦してきたブレイディヴェーグがこのマイルチャンピオンシップで1番人気に支持された。 ここまで6戦... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~ 2024年11月11日 牝馬三冠ロードを戦い終えてたくましくなった3歳牝馬と、実力経験のある古馬牝馬のぶつかり合いとなるエリザベス女王杯だが、今年はレース創設後”史上初”となる秋華賞から転戦してくる馬の出走がゼロのエリザベス女王杯となった。3歳牝馬も春は牡馬クラシック路線を戦っていたレガレイラのみの出走で、王道である牝馬クラシック路線を戦って... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~ 2024年11月5日 過去の勝ち馬に後の名馬も多く、「冬の大レースへの最終便」とも呼ばれているこのアルゼンチン共和国杯。1963年に同国のアルヘンティノ競馬場との交換競走として発足したのが始まりで、1984年にグレード制が導入されて以降は秋へと開催時期をずらし、春の目黒記念と並ぶ東京競馬場2500mの重賞競走として施行されるようになった。 ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~ 2024年10月30日 秋の交流Jpn1開幕戦、マイルチャンピオンシップ南部杯。 国内で未だ連対を外したことが無いチャンピオンホース・レモンポップが、初夏のJpn1さきたま杯を制して、今年も盛岡競馬場に姿を見せた。 さらには今年のフェブラリーステークスを制して王座奪還を狙うペプチドナイル、昨年の南関三冠馬ミックファイア、大井で重賞4勝をあげて... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~ 2024年10月28日 「3強」のうちどの馬が勝つか。今年の天皇賞・秋は、スタート前からそんな雰囲気が例年以上に漂っていた。 とはいえ注目馬は「3強」だけではない。春の中距離王者ベラジオオペラを筆頭に昨年二冠を分け合ったソールオリエンスとタスティエーラに、前年の春の天皇賞を制しているジャスティンパレス、さらにはドバイ以来となるダノンベルーガや... 小早川 涼風
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~ 2024年10月21日 三冠レースの中で「最も強い馬が勝つ」といわれる菊花賞。「最も速い馬が勝つ」といわれる皐月賞や「最も運のある馬が勝つ」といわれるダービーと比べて距離が長く、スタミナはもちろん、最後の平坦な直線では瞬発力も必要とされ、総合的に高い能力を求められるレースである。 ただ、2024年はダービーの5着内馬が菊花賞の前哨戦に一頭も出... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~ 2024年10月15日 特別登録の段階からフルゲート割れとなった2024年の秋華賞。その後2頭が回避し、最終的に15頭がゲートインの時を迎えた。 グレード制が導入された1984年以降、15頭で争われた3歳限定GⅠは、わずか4レース。いずれも皐月賞か菊花賞で、3歳牝馬の限定GⅠとしては最も少ない頭数となった。それでも、春のクラシックを制した2頭... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~ 2024年10月7日 毎年のように豪華メンバーが集結し、スーパーGⅡとも称される毎日王冠。ダイワメジャーが勝利した2006年にはレース史上最多6頭のGI馬が集結し、天皇賞(秋)に勝るとも劣らないメンバーが顔を揃えたこともあった。ただ、近年はGⅠに直行する馬も少なくなく、2024年の毎日王冠は、グレード制導入以降、初めてGⅠ馬が一頭も出走しな... 齋藤 翔人