一年の総決算、有馬記念はファン投票によって出走馬が決まるドリームレース。開催をあと1日残しているものの、実質、中央競馬の一年を締めくくるレースで、普段は馬券を買わない人でもついつい買ってしまう「国民的行事」といっても過言ではない。 2023年の有馬記念は、前年覇者で世界最強となったイクイノックスが引退。さらに、三冠牝馬...
レース回顧の記事一覧
季節外れの暖かさから一転、気温が急降下した12月17日。2歳マイル王を決める朝日杯フューチュリティSがおこなわれた。 中山から阪神に開催場を移して、今回が10回目。その間にホープフルSが重賞に格付けされ、後にGⅠとなり、こちらは「2歳マイル王決定戦」としての色合いが濃くなってきた。事実、半年後におこなわれるNHKマイル...
関東から西は季節外れの暖かさとなり、春を思わせる陽気となった12月10日。2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズがおこなわれた。 近年は、同じ舞台でおこなわれる桜花賞とも結果がリンクしており、ソダシとリバティアイランドがこの2レースを連勝。GⅠでありながら、桜花賞の前哨戦的な役割も果たしている。 また、2歳戦最初の...
2023年も、残すところあと1ヶ月を切った先週末。砂の頂上決戦チャンピオンズCがおこなわれた。 既に発表されているとおり、来たる2024年はダート路線が拡充され、その目玉となるのがクラシック三冠競走の創設。それに伴って複数の前哨戦が新規に格付けされ、古馬混合のレースもさきたま杯がGⅠに昇格するなど変更点がいくつかある。...
世界ランク1位のイクイノックスvs三冠牝馬リバティアイランドの対決に注目が集まったジャパンC。ただ、それ以外にも、イクイノックスに先着してダービー馬の称号を得たドウデュースや、空前絶後の阪神三冠を達成したタイトルホルダー。2022年の二冠牝馬スターズオンアース。芝・ダートの海外GⅠを制したパンサラッサ。そして、前年のジ...
その名のとおり、マイル路戦の年間チャンピオンを決めるマイルCSは、グレード制が導入された1984年以降、連覇した馬が最も多いGⅠレース。この春リニューアルオープンした「センテニアル・パーク」京都競馬場でおこなわれる、年内最後のGⅠでもある。 2021年の当レースで連覇を達成したグランアレグリアが有終の美を飾って以降、王...
11月3日のJBC4競走から、米国のブリーダーズCをはさんで11月12日まで。中央競馬では、実に9つの重賞がおこなわれた。この間、東京都心では、夏日を記録したわずか5日後に今季一番の寒さとなり、近畿地方では木枯らし1号が吹くなど季節は一気に進んだが、競馬ファンにとっては話題に事欠かない、実にホットな10日間となった。 ...
今年のJBC競走(レディスクラシック、スプリント、クラシック)は、大井競馬場での開催でした。 前回の大井開催との違いは「砂」。オーストラリアアルバニー産の珪砂で、白く見えるのが特徴です。 「排水性を確保できることで馬場状態の悪化を防ぐことや騎乗者の視認性確保が期待されます」と大井競馬のホームページに記載されている通り、...
JBC4競走に、米国のブリーダーズカップ。さらには中央競馬の4重賞と、競馬の話題に事欠かなかった11月最初の週末。イクイノックスがマークしたスーパーレコードの余韻冷めやらぬ東京競馬場で、伝統の長距離重賞アルゼンチン共和国杯がおこなわれた。 年に数回しか施行されない特殊な距離。ハンデ戦。フルゲートの18頭立てなど、予想を...
例年「最強馬決定戦」ともいえる豪華メンバーが集う天皇賞(秋)。2023年は、グレード制導入以降レース史上最少の11頭立てとなったものの、文字どおり少数精鋭のメンバーが顔を揃えた。 また、天皇賞(秋)といえば、数々の名場面が生まれてきたレース。「永遠のライバル」ウオッカvsダイワスカーレットによる究極の名勝負をはじめ、近...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]関東のホープとエースによる叩き合いを制したマジックサンズが、デビュー2連勝で重賞制覇!~2024年・札幌2歳S~
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[重賞回顧]雨中に鳴り響くアキラコール!外ラチ沿いの攻防を制したブローザホーンが悲願のGⅠ初制覇~2024年・宝塚記念~
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[重賞回顧]自分らしくありのままに。絶妙なペース配分で美しく逃げ切ったアリスヴェリテが重賞初制覇~2024年・マーメイドS~
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[重賞回顧]遅れてきた素質馬サトノレーヴがインを強襲! 実りの秋へ、夢が広がる重賞初制覇~2024年・函館スプリントS~
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[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~