2022年春に自身のブランド『CL by C.ルメール』を発表したルメール騎手。素材の調達からデザイン・生産まで、全て日本国内で行うというこだわりは「日本への恩返しができれば嬉しい」という思いからきている。競馬が持つ色彩やデザインを活かしたブランドは、競馬場の外でも着こなせるものとして、ファンからも高い評価を受けた。そんな『CL by C.ルメール』が、9月16日〜9月25日の10日間、京都高島屋4階でポップアップストアを出店。
今回はルメール騎手に、自身のブランドへの想いを聞いてきた。
「Instagramでどんな人が着てくれているか調べているよ。ハッシュタグ『#ストリートジョッキー』で調べれば出てくるからね! ゴルフで着てくれている人もいるみたいで嬉しいな。今回追加された新しいアイテムも、ぜひ手に取って欲しいな」
今回ポップアップストアで追加されたのはポロシャツ2点とハイエンドキャップ1点。
騎手の勝負服の色柄や形、柄などから発想を受けた。競馬ファンには馴染みやすい色合いやデザインと言えるだろう。
「パドックで着てくれている人もいるね。(公正競馬の観点から)合図をするのは難しいけど、心の中でウインクしてる(笑) 騎手仲間も買ってくれてるみたい」
デザインには、競馬を連想させるモチーフも組み込まれている。競馬ファンにとっては思わずにっこりしてしまう仕様だ。
前回のポップアップストアでは、武豊騎手が2日連続で駆けつけた。ルメール騎手も登場し、ファンが歓声をあげる瞬間も。伊勢丹、高島屋のポップアップストアとしては異例の売れゆきになったらしく、フロアにいた店員が驚きながら集結したそうだ。
「たくさんの人が集まってくれて嬉しかった! 武さんも、奥さんと来てくれて嬉しかったです。レース中はライバルだけど、それ以外では友達だから」
9/22には、オリックス対ロッテの試合で始球式をすることになったルメール騎手。
札幌開催中には松田大作騎手と練習した。背番号は「215」で、これはルメール騎手の年間最多勝利数にちなんだ数になっている。こちらもぜひご注目いただきたい。
なお、売上の一部はTCCジャパンへ寄付されれる予定。引退馬支援に活用される。