2月開催初週。2020年産駒達の新馬戦も280戦を越え、いよいよ最終開催が近付いてきました。
今回も先週開催された新馬戦で、世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した3歳馬達を紹介していきたいと思います。
2023年02月04日(土)
中京4R ダ1800 晴・良 9頭
スマートサニー
牡馬
シニスターミニスター×スマートスピカ
母の父:キングカメハメハ
所属:栗東)松永昌博厩舎
生産:静内山田牧場
鞍上:小沢大仁騎手
466㎏ 6番人気 8枠8番
2月最初の新馬戦。
8枠から好スタートを切ったスマートサニーは勢いそのままにスムーズに先頭へ。
レースを引っ張っていきます。
道中物見をしていたとのことですが、それにより息が入る形となり直線に入っても余力充分。
3着ヒルノヴィクトリアに9馬身差をつけて追いすがった2着ワンダーエッジを8馬身離す快勝となりました。
勝ち時計は1分55秒1。
上りも最速の37.6で鞍上小沢騎手も高評価。
今後に期待の1勝で、生産の静内山田牧場はこの世代の新馬戦初勝利となりました。
東京6R 芝1800 晴・良 16頭
ラッジオ
牝馬
ハービンジャー×イリュミナンス
母の父:マンハッタンカフェ
所属:美浦)大竹正博厩舎
生産:白老ファーム
鞍上:菅原明良騎手
472㎏ 6番人気 1枠1番
2010年G2ステイヤーズS勝ち馬コスモヘレノスの半妹ジャスミンフリッグや重賞2勝馬ステラヴェローチェの全弟ダノンジュリアスらが顔を揃えた東京6レース。
6番人気ラッジオは最内から好スタートを切ると、行き脚もしっかりついて先頭へ。
後続を1-2馬身離しマイペースでレースを進めると、直線に入っても最後までしっかり脚を伸ばし、追い込んできた1番人気で同じ大竹厩舎のフレーヴァードに1馬身半差をつけて逃げ切り勝ちを決めました。
勝ち時計は1分49秒1。
G1レーシング所属馬から9頭目、この世代のハービンジャー産駒9頭目の新馬戦勝ち馬誕生となりました。
以上、2月4日開催のメイクデビュー勝ち馬2頭を紹介しました。
この仔達がこれからどのような走りを見せてくれるのか、今後の成長と活躍を楽しみに応援していきたいと思います。
写真:オルドリーバ