[新馬戦回顧]メイクデビューの勝者達(2025/07/13)

07月13日(日)

■函館5R 2歳新馬・芝1200m・1:08.9

ハイヤーマーク

牡馬(2番人気)
父:ブリックスアンドモルタル
母:ハイヤーアプシス(母父:ダノンシャンティ)
厩舎:(美浦)手塚貴久
騎手:丹内祐次
馬主:G1レーシング
生産者:(安平町)追分ファーム

早くも3代目がデビューする年となったブリックスアンドモルタル産駒から今年最初の新馬戦勝ち馬が誕生しました。

先行集団に加わるほどの行き脚は見せられなかったハイヤーマークですが、5-6番手で追走し少しずつ前との距離を縮めていきます。
最終コーナーに入る頃には3番手まで来ており、直線に入って残り200mを切ると先頭へ。
そのまま力強く脚を伸ばしていき、2着ノアールビーナスに2馬身半差をつけて勝ち上がりを決めました。

G1レーシングからはこの世代2頭目の新馬戦勝ち馬誕生となっています。

■小倉5R 2歳新馬・芝2000m・2:05.1

ウイナーズナイン

牡馬(2番人気)
父:エピファネイア
母:ディヴィニティ(母父:リアルインパクト)
厩舎:(栗東)小栗実
騎手:川田将雅
馬主:エムズレーシング
生産者:(新ひだか町)高橋フアーム

悪くないスタートを切ったウイナーズナインは、スッと前に出ていくと逃げたエチゴドラゴンの少し後ろを追走しレースを進めていきます。
チェルヴィニアの半弟でダントツ1番人気を背負っていたチェルヴァーラとともに前との差を詰めていくと、直線では逃げ粘るエチゴドラゴンと見応えある競り合いを演じ、これをクビ差で制して勝ち上がりを決めました。

川田騎手は今年の新馬戦早くも3勝目となりました。

■福島5R 2歳新馬・芝1800m・1:53.6

ルージュボヤージュ

牝馬(1番人気)
父:コントレイル
母:クイーンズアドヴァイス(母父:Orpen)
厩舎:(美浦)国枝栄
騎手:荻野極
馬主:東京ホースレーシング
生産者:(千歳市)社台ファーム

70歳を迎えた国枝栄調教師の管理馬から今年最初の新馬戦ウイナー誕生です。

好スタートからしっかりスピードに乗ったルージュボヤージュは、逃げたジェイドテソーロの1馬身半ほど後ろを楽な手応えで進んでいきます。
早めに先頭に立って直線を迎えると、馬場の中央付近で最後までしっかり脚を伸ばし1番人気に応えました。

新種牡馬コントレイルの産駒は待望のJRA初勝利となっています。

■小倉6R 2歳新馬・芝1200m・1:11.2

ジュジュドール

牝馬(1番人気)
父:レイデオロ
母:エクシードリミッツ(母父:Exceed And Excel)
厩舎:(栗東)西園翔太
騎手:松山弘平
馬主:フォレストレーシング
生産者:(安平町)ノーザンファーム

1番人気に推されたジュジュドールは好スタートから勢いそのままに先頭に立ちレースを引っ張って行きます。
しっかり差をひろげて直線に入るとそのまま最後まで脚色は衰えず、2着リトゥリアに2馬身半差をつけて逃げ切り勝ちをおさめました。

3代目となるレイデオロ産駒からは今年最初の新馬戦勝ち馬誕生です。

写真:@gomashiophoto、よるぼん(@Jordan_Jorvon)

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