それぞれの競馬愛 私を惹きつけた南関の『笑顔』〜坂井英光騎手、引退によせて〜 2019年12月1日 通算19593戦2028勝。 所属する大井競馬場で、2019年11月15日のレースを最後に、ムチを置いた騎手がいる。 第二の人生として、その騎手が選択したのは調教師の道。 坂井英光「元」騎手。 ロジータ賞や東京スプリング盃、サンタアニタトロフィーなどを制覇した大井の名手である。 私は3年間、彼を応援していた。 横断幕を... ウマフリライター
競馬を学ぶ ゲットだぜ!競馬界の「ポケモン」馬、大集合! 2019年11月24日 国内外問わず、子どもにも大人にも大人気コンテンツのポケットモンスター、通称「ポケモン」。 今回は、競馬界に数多く存在している「ポケモン馬」を集めてみました。 あなたのお気に入りのポケモン馬、ぜひ見つけてみてくださいね! モンスター編 カシノピカチュウ ポケモンといえば、やはり1番人気はピカチュウではないでしょうか? カ... ウマフリライター
「名勝負」を語る 37年と2分の情熱〜2018年ジャパンカップ〜 2019年11月23日 ──強かった。 この一言に、尽きる。 アーモンドアイは、あまりにも強かった。 逃げるキセキを2番手から追いかけ、直線で差し切る。3歳牝馬ながら、歴戦の古馬のような横綱相撲。文句なしの完勝だった。 そして何より人々の度肝を抜いたのが、そのタイムである。 「2.2 0.6」という記録は、芝2400mの世界レコード。従来の日... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 あたたかさに満ちた盛岡競馬場〜岩手の新星・関本玲花騎手のデビューから初勝利まで〜 2019年11月15日 2019年10月1日、地方競馬に新しく4人の新人騎手が誕生した。 地方競馬教養センター騎手課程の98期生だ。これだけならニュースなどで見たことがある人も多いのではないだろうか。 今回、私はその中でも岩手競馬の新人女性騎手である関本玲花騎手(以下:関本騎手)に魅力を感じ、デビュー週の盛岡へと足を運んだ。以前、競馬場実習時... ウマフリライター
「名勝負」を語る 奇跡を信じたエリザベス女王杯 2019年11月9日 「馬券だけで生活したい」「雑誌などで予想を取り上げてもらえるような存在になりたい」と考える競馬ファンは、意外と多いのではないだろうか。少なくとも一時期まで、僕はそうだった。しかし、「ある馬」の「あるレース」を見てその考えは変わることになる。 今回は僕にとって、そんな転機となったサラブレッドを紹介したいと思う。 その馬は... ウマフリライター
「名馬」を語る [追悼記事]マヤノトップガン~変幻自在に駆ける空~ 2019年11月7日 「大外から何か1頭突っ込んでくる!」 数々の名実況を生み出してきた、杉本清アナウンサーが叫ぶ。 「トップガンきた!トップガンきた!トップガンきた!」 観衆が沸いた。叫び声や声援が膨れ上がる。 大外から、栗毛の馬体が猛然と追い込んできた。 「さあ差し切るか、やっぱり三強の争いか!?」 実況の名手の声すらもはっきり聞こえな... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 テーマトーク [テーマトーク]あなたの思い出のJBCは?~地方競馬の祭典、その記憶~ 2019年11月4日 「ジャパンブリーディングファームズカップ(Japan Breeding farms' Cup)」。 「JBC」の呼称でお馴染みの地方競馬最大のイベントです。 地方競馬場が毎年持ち回りで開催しているJBC。 JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのメインレースが行われます。 みんなでひとつのテ... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 「地元」にJBCがやって来た〜金沢競馬場の特別な日〜 2019年11月3日 私が、金沢競馬のフリーペーパー「遊駿+」を発行し始めた頃、金沢競馬のホースマン達が集まって酒を酌み交わすと大抵が「どうやったら金沢競馬にお客さんを呼び込めるか」という話が持ち上がりました。 「あんなイベントをしたらどうだろう」 「こんな人を招いてライブでもしてもらったら、たくさん来るのではないか」 ──酒の勢いに任せて... ウマフリライター
「名勝負」を語る 背中を追い続けたその先にあるもの 2011年JBCレディスクラシック 2019年11月2日 名勝負とは何か。 接戦、混戦、圧勝、絶妙の仕掛け、駆け引き──いろいろあると思いますが、そのひとつには「一騎打ち」が挙げられると思います。 2011年のJBCレディスクラシックは、まさにその一騎打ちの名勝負が繰り広げられました。 JBCレディスクラシックは、この年が創設初年度。 ゆえに格付けとしてはまだ「重賞」だったわ... ウマフリライター
競馬場を楽しむ まだ知らない、だから惹かれる~浦和競馬場訪問記~ 2019年11月1日 大井、船橋、川崎、そして浦和。 全部で4箇所ある『南関競馬場』のうち、最もローカル色の強い競馬場が、浦和競馬場ではないでしょうか。 浦和競馬場は1周1200m、直線は220mと、コンパクトな競馬場です。 埼玉県主催の公営浦和競馬を初めて開催した競馬場で、2018年に開場70周年を迎えました。 間近で見られる迫力満点のレ... ウマフリライター