グランアレグリア、レッツゴードンキという新旧桜花賞馬を含む重賞馬9頭が揃った、2019年阪神カップ。豪華メンバーに加えて、阪神芝1400mという距離がこのレースを難解なものにする。 例えば、キンシャサノキセキが1度目の阪神カップを制した2009年は、2着にCBC賞を制したプレミアムボックスが入ったように、1200m前後...
ウマフリライター
競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」のライター陣。様々な観点から競馬愛を語っていきます!ご参加を希望される方はご連絡ください。
ウマフリライターの記事一覧
昭和の香り漂うレトロスポットとしても知られる、浦和競馬場。広がる青空の下颯爽と駆け抜けるサラブレッドの1頭に、観衆の視線が集まる。 彼女の名は、フラワーオアシス。 その日、デビューから53戦目を迎えた6歳牝馬だ。パドックからゴール板を過ぎるまで、彼女は注目の的だった。それは決して、圧倒的な実力があったからではない。目を...
たった1頭との出会いで人は変わる。 1頭の名馬との出会いが、私を競馬に夢中にさせた。 2018年に引退したとあるサラブレッドの存在が、私を競馬にのめり込むきっかけをくれたのだ。 1、出会い 友人に勧められ、始めた『競馬』。 しばらくの間、私にとって競馬はいわゆる"ギャンブル"の1つでしかなく、自分の趣味とはいえるもので...
名馬・名手の里と呼ばれる笠松競馬場。 古くはオグリキャップを生み、その後もマックスフリートやライデンリーダーなど、多くの名馬を送り出した競馬場です。 その笠松競馬から近年輩出された名馬と言えば、その筆頭にあがるのがラブミーチャンでしょう。 今回はそのラブミーチャンの2歳時のハイライトとも言える、2009年の全日本2歳優...
2019年12月7日(土)、昼過ぎに快晴の香港に到着した。 入国審査は、ガラガラ。 それもそのはず、昨今の政治情勢により香港への渡航客は減少しているのだ。それでも私は、香港国際競走の光景をカメラに収めようと、意を決して渡航した。 しかし、空港からホテルに向かう道中、デモが行われている様子はなかった。 少し安心し、チェッ...
カーンカーン!高い金属音のようなものを耳にすると、香港のパドックでの光景が脳裏をよぎる。 ──香港、行ったんだよなあ……。 2016年の天皇賞・秋。満を持して抜け出すと、そのまま圧勝したモーリスを見て、感動のあまり泣きながら決意した。次が引退レースになるだろう……だから、そのモーリスの最後となるレースを目に焼き付けよう...
令和元年5月1日。 新しい時代の訪れとともに、TCC Therapy Parkは、大事な一歩目を踏み出した。 「こういう施設が欲しかったんですよ」 そう優しい口調で語るのは、JRAの角居勝彦調教師。 ウオッカ、ロジャーバローズといったダービー馬を輩出した名伯楽が「欲しかった」と評価するほどの施設が、このTCC Ther...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
-
[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
-
[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
-
[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
-
[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
-
[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
-
[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~