昨年から始まった「リステッド競走」。 まだ耳慣れない方も多いかもしれないが、簡単に説明すると、「重賞競走以外のオープンレースの中での中で、より質の高い競走」である。 実際、過去の淀短距離ステークスの勝ち馬からはセイウンコウセイ(2017年)、ファイングレイン(2008年)の2頭が、その年の高松宮記念を制している。 古い...
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ウマフリライターの記事一覧
クラシックレースへの登竜門「シンザン記念」。 数多くの名馬が、ここをきっかけに大きく飛躍した出世レースでもあります。2018年の勝ち馬アーモンドアイの道悪馬場を切り裂く豪脚は記憶に新しいところで、2012年には歴史的名牝ジェンティルドンナも勝利したレースです。 さらに遡れば、2002年にはダービー馬タニノギムレットがシ...
やってしまった。 やってしまうものなんだなぁ。 京都競馬場のパドックで、うなだれた。 あれほど確認したのに……いや、慎重になりすぎたのがあだになったのだ。前日に動作確認をして、スイッチを消し忘れたまま一晩。当然ながらバッテリーは空になっていた。予備の持ちあわせもない。いつもは持ってきているのに、この日に限って……。 ─...
重賞レースには、これまで日本競馬を彩った名馬の名前を冠するものがある。 セントライト記念やトキノミノル記念、地方ではライデンリーダー記念やハイセイコー記念など、多くのレースで各時代の英雄の名を取り入れている。 1月に行われるシンザン記念もまた、昭和を代表する3冠馬である「シンザン」の名が刻まれたレースである。 シンザン...
イノシシでひと回りした十二支が最初に戻る子年は、新たな十二支のはじまりを意味する。 原点回帰、リスタート、新たな挑戦への一歩が似合う子年にふさわしい男はだれであろうか。 キャリアハイの102勝をあげた三浦皇成騎手は、デビュー年に武豊騎手の新人勝利数記録を更新。 その後ケガが重なり、飛躍できないもどかしさを昨年払しょくし...
名作スペースオペラ「スターウォーズ」シリーズ。 多くの人を虜にしてきた一大巨編ですが、そうした人気作だけに、競馬界にも「スターウォーズ馬」はいるものです。 今回はそんな「スターウォーズ馬名」をご紹介していきます! スターウォーズ 2007年うまれ父:キングカメハメハ母:レディバラード いきなりですが「そのまま」なスター...
競馬というスポーツは「ブラッドスポーツ」と呼ばれることがある。ブラッドとは「血」、つまり血統が重要な位置づけを持つスポーツということだ。 競走馬の血統、さらにはそんな血統と競馬に携わる人との関係性や絆が、多くのドラマを生み出してきた。2017年に行われた京都金杯もまた、そんな血統と騎手との絆が感じられたレースであった。...
2019年夏、新しい地方競馬のオーナーズクラブが誕生した。 ハッピーオーナーズクラブ。 『打倒中央』『ダートグレード制覇』を掲げるそのクラブは、その初年度に3頭の競走馬を購入し、虎視眈眈と中央馬撃破を狙っている。 今回はそんな「ハッピーオーナーズクラブ」の代表に、クラブ設立の理由や今後の展望を伺ってきた。 感動の共有が...
2019年7月30日。 日本近代競馬界の結晶、ディープインパクトが天国へと旅経ちました。17歳でした。 ディープインパクトの功績の大きさは計り知れません。競走馬として多くの歴史的偉業を成し遂げた名馬であると共に、多くの名馬をこの世に送り出した大種牡馬でもありました。 そのディープインパクトの死と共に大きな話題になったの...
2018年12月28日。 クリスマスも終わり、新年の足音が近づいてくるころ。雪が降りしきり冬の様相を漂わせる街の中、私は一人、足早に歩いていた。 この日は、第35回ホープフルSの開催日だった。 ニシノデイジーに流れる、名馬たちの血。 ニシノデイジーは、2016年4月18日北海道は浦河町の名門・谷川牧場にて生を受けた。 ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~