競馬ニュース 中央競馬ニュース アイネスフウジンが巻き起こした新しい風──1990年ダービーの『ナカノコール』。 2021年9月7日 伝統の一戦、東京優駿。 数々の名勝負のうち、ゴール後の大歓声とコールで有名な年がある。それは、1990年のこと。新進気鋭の若手騎手2名が人気を集めていた。メジロライアンと横山典弘、ハクタイセイと武豊騎手。彼らを追う3番人気に支持されたのは、1971年デビューのベテラン中野栄治騎手騎手とアイネスフウジンだった──。 競馬... 星海社
競馬ニュース 中央競馬ニュース 大歓声が悲鳴に変わった有馬記念。神懸かり的な末脚を見せた伏兵・ダイユウサク。 2021年8月31日 穴馬激走の歴史がある、有馬記念。 平成初期には、多くの名勝負が繰り広げられた。そのなかでも記憶・記録に残ったであろう一戦が、1991年の有馬記念ではないだろうか。大本命メジロマックイーンに対抗したのが、14番人気のダイユウサク。珍しい道のりを歩んできた伏兵が、世紀の大波乱を巻き起こす。 競馬を愛する執筆者たちが、90年... 星海社
競馬ニュース 中央競馬ニュース あの怪我さえなければ、どこまで強くなったのか? 怪我に泣かされた「シャドーロールの怪物」ナリタブライアン 2021年8月17日 競走馬の代表的な病気に、屈腱炎がある。 根治が難しく発症すると引退を余儀なくされることが多い。3〜4歳時(旧表記)の圧倒的パフォーマンスから一転、5〜6歳時は満足な走りができなかった「シャドーロールの怪物」ナリタブライアンもまた、賛否両論を招いた短距離・高松宮杯(1200m)に敗れたあと、屈腱炎を発症して引退した。 競... 星海社
競馬ニュース 中央競馬ニュース 史上最強の「上がり馬」だった? GⅠ初の「降着劇」を引き起こしたメジロマックイーンが見せつけたステイヤーの血脈 2021年8月10日 春のグランプリ「宝塚記念」が終わると、競馬カレンダーも折返して夏競馬が始まる。GⅠレースのない夏競馬はさみしいと感じる人は少なくないが、荒れやすく予想が難しい夏競馬ならではの楽しみ方もある。 その最たるものは、秋の菊花賞で激走する「夏の上がり馬」を見つけること。1990年菊花賞を制したメジロマックイーンこそ、史上最強の... 星海社
競馬ニュース 中央競馬ニュース 「記録よりも記憶に残る」という言葉が似合う、稀代のクセ馬でもあった三冠馬オルフェーヴルの蹄跡をたどる 2021年8月3日 かつて上半期のグランプリ「宝塚記念」で鮮やかな復活を遂げ、日本馬初の凱旋門賞制覇をめざして海外へ飛び立っていった名馬がいた。2011年の三冠達成に続いて有馬記念も制したオルフェーヴルである。翌春の阪神大賞典の大逸走、天皇賞・春の11着惨敗と、2戦連続でファンの期待を裏切ったあとの快勝劇で、海外遠征への弾みをつけた──。... 星海社