皐月賞とダービーに向け、最も重要な前哨戦といっても過言ではない共同通信杯。このレースに出走後、春二冠で連対を果たした馬は過去10年で10頭。そのうち7頭がクラシックを制し、さらにそのうちの4頭、イスラボニータやドゥラメンテらは、皐月賞とダービーの両レースで連対を果たした。 一方、クラシックで連対しながら惜しくも勝利する...
齋藤 翔人
6歳の時、父親の部屋にあった月刊『優駿』を見たことと、イナリワンが制した天皇賞(春)を現地観戦したことがきっかけで競馬に魅了される。
初めて遊んだ競馬ゲームは、ダービースタリオンMacintosh版。好きは馬はホッカイルソー。
共著に『競馬 伝説の名勝負』シリーズ、新刊『ゴールドシップ伝説 愛さずにいられない反逆児』(星海社新書)
齋藤 翔人の記事一覧
有馬記念の激闘の興奮冷めやらぬなか、4日後におこなわれたホープフルS。正真正銘、中央競馬の一年を締めくくるGⅠで、前身であるラジオNIKKEI杯2歳Sの時代から数多のクラシック勝ち馬を送り出してきた。とりわけ、GⅠに昇格した2017年以降は、サートゥルナーリアやコントレイルなど1番人気馬が4年連続勝利(GⅡ時代も含める...
一年の総決算、有馬記念はファン投票によって出走馬が決まるドリームレース。開催をあと1日残しているものの、実質、中央競馬の一年を締めくくるレースで、普段は馬券を買わない人でもついつい買ってしまう「国民的行事」といっても過言ではない。 2023年の有馬記念は、前年覇者で世界最強となったイクイノックスが引退。さらに、三冠牝馬...
季節外れの暖かさから一転、気温が急降下した12月17日。2歳マイル王を決める朝日杯フューチュリティSがおこなわれた。 中山から阪神に開催場を移して、今回が10回目。その間にホープフルSが重賞に格付けされ、後にGⅠとなり、こちらは「2歳マイル王決定戦」としての色合いが濃くなってきた。事実、半年後におこなわれるNHKマイル...
関東から西は季節外れの暖かさとなり、春を思わせる陽気となった12月10日。2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズがおこなわれた。 近年は、同じ舞台でおこなわれる桜花賞とも結果がリンクしており、ソダシとリバティアイランドがこの2レースを連勝。GⅠでありながら、桜花賞の前哨戦的な役割も果たしている。 また、2歳戦最初の...
2023年も、残すところあと1ヶ月を切った先週末。砂の頂上決戦チャンピオンズCがおこなわれた。 既に発表されているとおり、来たる2024年はダート路線が拡充され、その目玉となるのがクラシック三冠競走の創設。それに伴って複数の前哨戦が新規に格付けされ、古馬混合のレースもさきたま杯がGⅠに昇格するなど変更点がいくつかある。...
世界ランク1位のイクイノックスvs三冠牝馬リバティアイランドの対決に注目が集まったジャパンC。ただ、それ以外にも、イクイノックスに先着してダービー馬の称号を得たドウデュースや、空前絶後の阪神三冠を達成したタイトルホルダー。2022年の二冠牝馬スターズオンアース。芝・ダートの海外GⅠを制したパンサラッサ。そして、前年のジ...
その名のとおり、マイル路戦の年間チャンピオンを決めるマイルCSは、グレード制が導入された1984年以降、連覇した馬が最も多いGⅠレース。この春リニューアルオープンした「センテニアル・パーク」京都競馬場でおこなわれる、年内最後のGⅠでもある。 2021年の当レースで連覇を達成したグランアレグリアが有終の美を飾って以降、王...
11月3日のJBC4競走から、米国のブリーダーズCをはさんで11月12日まで。中央競馬では、実に9つの重賞がおこなわれた。この間、東京都心では、夏日を記録したわずか5日後に今季一番の寒さとなり、近畿地方では木枯らし1号が吹くなど季節は一気に進んだが、競馬ファンにとっては話題に事欠かない、実にホットな10日間となった。 ...
JBC4競走に、米国のブリーダーズカップ。さらには中央競馬の4重賞と、競馬の話題に事欠かなかった11月最初の週末。イクイノックスがマークしたスーパーレコードの余韻冷めやらぬ東京競馬場で、伝統の長距離重賞アルゼンチン共和国杯がおこなわれた。 年に数回しか施行されない特殊な距離。ハンデ戦。フルゲートの18頭立てなど、予想を...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
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[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~