「名馬」を語る あるがままに奔放に。21世紀最初のダービー馬 ~ジャングルポケット~ 2026年5月30日 「ジャングルポケット」と聞いて競走馬を思い浮かべるのは、競馬ファンにとって当然でも、一般的に見れば、多数派ではないかもしれない。自身が現役を引退した数年後、予想だにしない形で知れ渡ったその馬名。ただ、知名度はあっても、ディープインパクトのように、ほぼ完璧な成績を残したわけではない。13戦5勝という戦績は、決して抜きん出... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [日本ダービー]日本ダービーに出走した萩原清調教師の管理馬たち 2026年5月29日 2026年5月20日。美浦・萩原清調教師が病気のため亡くなった。67歳だった。JRA通算6085戦743勝、うち重賞27勝。週末のオークスに有力馬ドリームコアを送り込む直前の訃報は、非常に残念でショッキングだったが、なにより無念だったのは、他ならぬ萩原調教師ご自身だったのではないだろうか。しかも、ドリームコアの母は、自... 齋藤 翔人
「名勝負」を語る [ディープインパクト列伝]府中の滑走路から、世界に轟いた衝撃 ~2005年・日本ダービー~ 2026年5月28日 4月の中山に、第二の“衝撃”が走ってから42日。ディープインパクトは、競馬の祭典・日本ダービーの舞台となる東京競馬場のパドックに姿を現した。 その勇姿を目に焼き付けるために集まった観衆は、14万143人。伝説のナカノ・コールが起きた1990年や、中央競馬の売上がピークを迎えた90年代半ばの入場人員には及ばないものの、一... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [オークス]ラヴズオンリーユー、チョウカイキャロル、ミッキークイーン。忘れな草賞をステップにオークスを制した馬たち 2026年5月22日 牝馬三冠の第2戦オークスは、JRAの牝馬限定戦で最も距離が長いレース。大観衆の前から発走するため、馬によっては平常心で臨むことすらままならず、ゴール前には長い直線と上り坂も待ち受けている。この時期の3歳牝馬にとっては、過酷を極めるレースといえる。 2026年のオークスで人気の中心となるのは、阪神ジュベナイルフィリーズと... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [ヴィクトリアマイル]ストレイトガール、ソングライン、ヴィルシーナ。前走10着以下から巻き返してヴィクトリアマイルを制した馬たち 2026年5月15日 春の古馬マイル女王を決めるヴィクトリアマイルは、前週のNHKマイルCと同じく波乱が起きやすいレースである。ウオッカやアーモンドアイ、グランアレグリアといった名牝が圧倒的な強さを誇示した一方で、2015年のように歴史的大波乱となったレースもあった。 その要因の一つと考えられるのが前走大敗した馬の巻き返しで、過去の勝ち馬2... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [NHKマイルC]アドマイヤマーズ、カレンブラックヒル、メジャーエンブレム。NHKマイルCを制したダイワメジャー産駒たち 2026年5月8日 3歳ベストマイラーを決めるNHKマイルC。過去30年の歴史で、勝ち馬を最も多く送り出した種牡馬がダイワメジャーである。計20頭が出走し3勝、2着3回と優秀な成績。自身は皐月賞を制した後にダービーへ直行したものの、皐月賞の勝ち時計は速く、後にマイルGⅠを3勝した実績からも、出走していれば同年の勝ち馬キングカメハメハと好勝... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [天皇賞(春)]スペシャルウィーク、シンボリルドルフ、ディープインパクト。天皇賞(春)を制したダービー馬たち 2026年5月2日 競馬界最高の栄誉とされるダービー馬の称号と天皇盾。長年、牡馬は3歳時にクラシック三冠路線を、古馬になってからは天皇賞や有馬記念をはじめとする中・長距離路線を歩むことが王道とされていた。 しかし、以前に比べ距離体系が整備され、海外遠征も頻繁におこなわれる現代競馬において、ダービー馬が天皇賞(春)に出走することは少ない。2... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [皐月賞] ナリタブライアン、ロゴタイプ、ジャスティンミラノ。皐月賞をコースレコードで制した馬たち 2026年4月19日 「最も運のある馬が勝つ」といわれるダービーや、「最も強い馬が勝つ」とされる菊花賞に対し、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」といわれている。ただ、実際は速さ=スピードだけでなく、スタミナや底力も問われるレース。しかも、皐月賞がおこなわれるのは2ヶ月近く続いた開催の8週目で、常識的に考えれば時計がかかる条件である。 しかし現代の... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [大阪杯]ダイワスカーレット、ジャックドール、レイパパレ。逃げ切って大阪杯を制した馬たち 2026年4月4日 春の中距離王を決める大阪杯は、2017年GⅠへ昇格した。芝1600m以上の根幹距離(4で割り切れる距離)、かつ短い直線でおこなわれる古馬混合のGⅠは大阪杯だけ。直近2年の勝ち馬ペラジオオペラのように好位から抜け出す競馬が理想的で、よほど展開に恵まれるか抜きん出た実力の持ち主でない限り、後方一気を決めることは難しい。同じ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ 競馬ノート [高松宮記念]ファストフォース、モズスーパーフレア、ナランフレグ。高松宮記念でGⅠ初制覇を成し遂げた人馬たち 2026年3月27日 GⅠシリーズの開幕を告げる高松宮記念。開催期が3月に移行したのは2000年で、そのときから数えて今回が27回目、GⅠに昇格してからは31回目となる。 そんな高松宮記念は雨に祟られることが多く、波乱の決着となることも少なくない。また、中央競馬に芝1200mのGⅠは2つしかないため、高松宮記念で初めてビッグタイトルを手にす... 齋藤 翔人