山形県南東部に位置する上山市。開湯から555年を数える上山温泉を抱えるこの街には、かつて競馬があった。 1935年に開場を迎えた『かみのやま競馬』は地元温泉地をはじめとした観光産業に支えられ、バブル期には上山の財政を潤したが、その後は売上減の影響で2003年に閉場。現在は跡地の一角にひっそり佇む馬頭像と慰霊碑が競馬場の...
中川兼人
幼少期からの競馬ファンで、現在は競馬関係の文章を書く仕事。プライベートではダート競走しか見ないほどのダート好き。ホッコータルマエとの出会いが人生を変えた。
中川兼人の記事一覧
1999年のフェブラリーSで一頭の地方馬が歴史の扉を開いた。メイセイオペラによるJRA・GI制覇。それから20年以上が経った今でも、彼に続く者は現れていない。数々の地方馬が挑戦し届かなかった頂。だが、2頭の地方馬が夢の扉に手をかけている。トーシンブリザードとフリオーソ……2頭の活躍に加え、地方の雄vs中央の猛者というテ...
長らく、国内で新年最初に行われるGI級競走として親しまれてきた川崎記念。 近年では人気薄の台頭も見られるレースだが、ひと昔前までは“日本一堅い重賞”と称されるほど上位人気が強いレースであった。現に2007年からの10年間は1番人気が9勝、2着1回という成績である。 そして2017年の川崎記念といえば、競馬新聞とにらめっ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
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[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~
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[重賞回顧]春の悔し涙は歓喜の涙に。アクシデントを乗り越えたルガルと西村淳也騎手が、復活のGⅠ初制覇~2024年・スプリンターズS~
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[重賞回顧]いざ、菊の大輪へ 鮮やかに逃げ切ったメイショウタバルが復活の重賞2勝目!~2024年・神戸新聞杯~
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[重賞回顧]春の鬱憤を晴らす豪脚で突き抜けたアーバンシックが重賞初制覇~2024年・セントライト記念~
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[重賞回顧]新星クリスマスパレードが、鮮烈なレコード勝ちで秋華賞の切符を獲得!~2024年・紫苑S~