「最高に競馬が面白かった時代」はいつだろうか? 芝でその時代を決めるのならば、たくさんの意見が出てきて議論も白熱するだろう。私自身もあの時代やあの時代、そしてあの時代もよかったと、目移りする。 ──では、ダートは? 私に言わせれば、それは議論にすらならない。 王者カネヒキリが君臨していた、あの時代だ。 カネヒキリと三冠...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
「去年の今頃は、よくわからずに見ていましたね(笑)」 そう語るのは、競馬歴2年目のSさん。 2015年のダービーで、ドゥラメンテの圧勝劇に釘付けになったという。 「鳥肌が立ちました。走る前はどの馬もかわいいな、くらいに思っていたんですが、終わってみると他と全然違って見えて」 そんな彼女は、去年と同様にテレビ観戦をすると...
日本ダービー。競馬ファンのみならず多くの注目を集め、五大クラシック競走の中でも最高の権威を誇り、3歳馬の頂点を決めるレースです。今回はその日本ダービーがどのようなレースか、歴史を追って紹介します。 そもそもダービーは、日本でオリジナルに創設されたレースではありません。モデルとなったのは近代競馬発祥の地、イギリスのダービ...
ゴールデンウィークが終わったら、そろそろあの季節がやってくる。「ねぇねぇ!POG楽しいよ!一緒にやろうよ!ねぇ!」目を輝かせながら、POGファンがにじり寄ってくる季節である。 競馬を嗜み始めると、POGという、レース予想とはまた別の枠に、熱狂的なファンがいることに気が付く。ほほう、そんなに楽しいのだろうか、と興味を持つ...
中央競馬には、大きく分けて二種類のレースがある。 一つは平地競走、そしてもう一つは障害競走。ところが後者についてはあまり知られていないのが現状だ。今回は、この障害レースについて語りたい。 障害レースの魅力は何と言っても、馬と騎手が人馬一体となって障害を飛越する姿だ。 そう、サラブレッドは空を飛ぶ。 真っ先にゴールを駆け...
金沢競馬の古豪、ナムラダイキチの紹介をしていこうと思う。地方でも魅力的な馬が活躍していることが知られていくことを願う。ナムラダイキチ(牡・8歳・鹿毛) 父スパイキュール母ナムラビャクレン母父チーフベアハート デビューは2010年12月5日。中央、阪神競馬場(ダート1800m)。 スタート良く2番手追走も、勝負処で交わさ...
こんにちは、Fジーターです! さて、競馬の楽しみ方にも色々ありまして、もちろん馬券を買うということがメインになりますが、今回紹介させていただきます「POG」というものも、馬券の売り上げには直接貢献するものではありませんが、近年では専門誌が発刊されたり番組でも特集が組まれるなど、かなりの盛り上がりを見せています。やってみ...
桜花賞では惜しくも敗れたものの、鮮烈な印象を残していった馬たちを紹介する企画、後編です。 前編ではシンメイフジ・メデタシ・ヴィーヴァヴォドカをご紹介しました。もちろん他の年に開催された桜花賞にも魅力的な馬がたくさん出走しています。勝ち馬だけではない、魅力的な出走馬たちから新たに3頭ご紹介していきましょう! ネームヴァリ...
桜花賞といえば、個人的には「競馬新聞を穴があくほど眺めるレース」です。記念出走馬だろうが早熟馬だろうが関係ない!待ちに待った春のクラシックシーズンが開幕する、記念すべきレースなのですから。 そこで今回は、桜花賞で良い成績は残せませんでしたが、私が個人的に記憶に残ってる馬たちを紹介します。こうやってみるとどの馬も魅力的な...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~