2017年2月。ゴールドアリュール急逝の報せを受けた翌日、ゴールドアリュール産駒のゴールドドリームがフェブラリーステークスを勝利した。亡き父に捧げるG1勝利に心動かされた人も多かったことだろう。 今やゴールドアリュールの子どもたちは、ダート界で圧倒的な強さを誇っている。そこで、ゴールドアリュール産駒にはどんな活躍馬たち...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
暦の上では春を迎え、若駒誕生の報せも届き始める2月の第3土曜日。競馬ファンの胸の内は熱気に満ちていた。実力派揃いの混戦模様となった2017年のフェブラリーステークス。どんなレースになるのか楽しみな気持ち、勝馬を予想する悩ましい気持ち。様々な想いをそれぞれが抱き、翌日に行われる年明け最初のG1開催を楽しみにしていた。そこ...
働き方改革が叫ばれる昨今、年末年始は10日以上の連休の方もいらっしゃったとか。そんなご時世にあってなお、競馬にお正月休みはありません!なんと元日から、地方競馬(帯広・川崎・名古屋・高知)は開催されています。2018年は「競馬が、濃い。地方競馬」というキャッチコピーでした。その言葉そのままに、多くの熱戦が繰り広げられてい...
縁起の良いもので世間が賑わうお正月。そんなお正月に関係する名前を、縁起を大切にする競馬界が黙ってみているわけがございません! 今回は3つのテーマにわけて「お正月らしい名前の馬」を集めました。 どうぞ、毎年のお正月ネタに使っていただけたらと思います(笑) 祈る・飾る(縁起物) オメデトウ あけましておめでとうございます…...
その馬の強さに世間が気がつくまで、多くの時を要した。だがその馬は、やがて絶対的王者と呼ばれるほどの存在に成長する。キタサンブラック。雄大な馬体を輝かせる、稀代の名馬。 キタサンブラックが初めて1番人気に支持されたのは、デビュー12戦目の京都大賞典。かつての3歳戦は遠い昔に感じられる、4歳秋の頃であった。その時彼は、既に...
アポロマーベリック。彼は、大障害コースに美しく咲き誇った。凜として華やかな、そんな競走馬であった。 「アポロマーベリックに魅せられて、障害レースを見始めた」 そのような声を、周囲で多々耳にする。 マーベリックは、華麗な飛越で、美しいルックスで、王者たる力強い走りで、沢山のファンを惹き付けた名障害馬であった。惜しくも彼は...
次世代のイケメンジョッキーの呼び声高い、義英真騎手。 2014年にデビューを果たした、期待の22歳です。現在は落馬による怪我で療養中で復帰が待たれます。 今回は、その義騎手にインタビューを受けていただきました。 好きな食べ物から好きな馬、さらには好きな女性のタイプまで、義騎手の『リアルな姿』を語っていただきます! 普段...
「12年ぶりにJBCが盛岡に帰ってくる……!」 盛岡競馬場は、個人的に大好きな競馬場の1つだ。 山に囲まれたロケーション。 そして1周1600mでフルゲート16頭のコース規模。地方競馬唯一となる芝コースの存在。更には約4mの高低差という地方競馬屈指の豪華なコース。そこでJBCが行われるというのなら私の中に行かない...
2001年10月31日水曜日。 アメリカのブリーダーズカップに範をとり、一日で複数のG1(当時はJpn1ではなくG1。また、レディスクラシックはなく、クラシックとスプリントの2つでした)が大井競馬場で実施されました。 各地で熱戦を繰り広げる強豪が一堂に会し、スプリントではその速さを、またクラシックでは総合力を競い...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
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