11月3日のJBC4競走から、米国のブリーダーズCをはさんで11月12日まで。中央競馬では、実に9つの重賞がおこなわれた。この間、東京都心では、夏日を記録したわずか5日後に今季一番の寒さとなり、近畿地方では木枯らし1号が吹くなど季節は一気に進んだが、競馬ファンにとっては話題に事欠かない、実にホットな10日間となった。 ...
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銀座の一角に、競馬ファンの集う社交場がある。競馬BAR『銀座ヴァーミリオン』だ。 『銀座ヴァーミリオン』は、2020年11月、GINZA SIXの真裏にオープンしたバーで、これまでも週末の予想や一口馬主の出資馬に関する情報交換などが盛んに行われてきた。なかには地方・中央の競走馬オーナーや競馬関係者も顔を出す、まさに競馬...
翌日、札幌からバスに乗って牧場に向かいました。近くのバス停に到着すると、慈さんが車で迎えに来てくれていました。そのまま車に乗り込み、鵡川(むかわ)の寳龍(ほうりゅう)というラーメン店に向かいました。今日のような寒い日は、何としても寳龍(ほうりゅう)の味噌ラーメンが食べたいと思っていたのです。もしかすると、東京都内で食べ...
読者の皆様への前置きとなりますが、今回のコラムは、今までとかなりテイストが違います。本来は、医学や遺伝学の専門家に判断をゆだねるべき内容になるでしょう。できる限り個人の推測を排し、公式ウェブサイトや報道された内容等をベースに論旨を展開していきたいと思っておりますが、本コラムの内容につきましては、あくまで私個人の見解であ...
今年のJBC競走(レディスクラシック、スプリント、クラシック)は、大井競馬場での開催でした。 前回の大井開催との違いは「砂」。オーストラリアアルバニー産の珪砂で、白く見えるのが特徴です。 「排水性を確保できることで馬場状態の悪化を防ぐことや騎乗者の視認性確保が期待されます」と大井競馬のホームページに記載されている通り、...
JBC4競走に、米国のブリーダーズカップ。さらには中央競馬の4重賞と、競馬の話題に事欠かなかった11月最初の週末。イクイノックスがマークしたスーパーレコードの余韻冷めやらぬ東京競馬場で、伝統の長距離重賞アルゼンチン共和国杯がおこなわれた。 年に数回しか施行されない特殊な距離。ハンデ戦。フルゲートの18頭立てなど、予想を...
2021年産駒達のJRA新馬戦も170レース以上が終了。10月開催最終週となりました。 今回も世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した、2歳馬4頭を紹介していきたいと思います。 2023年10月28日(土) 京都4R ダ1400 晴・良 11頭 メイショウザンゲツ 牝馬ダノンレジェンド×メイシ...
「治郎丸さん、お知らせがあります。産まれました!母子ともに無事です!」と滋さんの声がスマホ越しに新千歳空港の到着ターミナルに響きました。 「早くない?」と聞くと、「スピード出産でしたね!」と返ってきました。そんなことってあるのかと思いましたが、滋さんにとってもこれほど早かったのは初めてだそうです。朝、薄い乳ヤニがついた...
例年「最強馬決定戦」ともいえる豪華メンバーが集う天皇賞(秋)。2023年は、グレード制導入以降レース史上最少の11頭立てとなったものの、文字どおり少数精鋭のメンバーが顔を揃えた。 また、天皇賞(秋)といえば、数々の名場面が生まれてきたレース。「永遠のライバル」ウオッカvsダイワスカーレットによる究極の名勝負をはじめ、近...
「もうソロソロかもしれません」と滋さんから電話がかかってきました。乳房が硬くなりつつあり、この後、乳首の周りに乳ヤニと呼ばれる液体がつくと、出産間近のサインです。予定日まであと4日ですから、たしかにソロソロです。 「乳ヤニがついたらすぐに連絡しますから、準備しておいてくださいね」 「分かりました」 と言葉を交わして、電...
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