巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。
実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。
そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のレースからピックアップして紹介していきたいと思います。
今週も土日の新馬戦から注目のウマ娘関連馬を紹介していきます。
土曜札幌5R ミウィ
札幌芝1200mで初陣を迎えるミウィ。母方の祖父がタイキシャトルです。また、この馬の牝系を遡っていくとシラオキと言う馬に行きつきます。
そう、ウマ娘のゲーム内でマチカネフクキタルが事あるごとに崇め奉っている”シラオキ様”のモデルであろう牝馬です。
シラオキは競走馬としても東京優駿(日本ダービー)2着など好成績をおさめたのですが、本領を発揮したのは繁殖牝馬になってから。第2子のコダマは皐月賞、東京優駿など重賞を7勝、第3子のシンツバメが皐月賞を制するなど産駒が活躍。また、孫、ひ孫と代を経ても先述のマチカネフクキタルやスペシャルウィーク、ウオッカを輩出する名牝系としてその名を轟かせました。マチカネフクキタルが崇め奉るのも無理ありませんね。
自身が産まれてから半世紀以上も競馬界に影響を残す牝馬・シラオキ。その子孫を皆さんも探してみてはいかがでしょうか。
日曜阪神5R コナブラック
阪神芝1600mでデビューを迎えるコナブラック。父はキタサンブラックです。今年のJRA2歳メイクデビューが始まって3週。今年の2歳が初年度産駒となるキタサンブラックの子が初めてレースを走ります。
キタサンブラックは2016年、2017年と2年続けてJRA年度代表馬に選ばれた歴史に名を残す名馬。天皇賞春をレコードで制した卓越したスピードと豊富なスタミナ、雨で水分を多量に含んだ芝をものともせず差し切った天皇賞秋で見せたパワー、競り合いにも強い根性と逃げても差しても好成績を残せる賢さ。全てを兼ね備えた馬でした。今年の新種牡馬ではトップクラスの注目株であることには間違いありません。
その先鋒を任されたコナブラックは祖母に阪神ジュベナイルフィリーズ2着のアンブロワーズを持つ良血馬。クラシックを狙える可能性も十分にあります。
コナブラックはキタサンブラック産駒JRA初出走にして初勝利を飾ることが出来るのか注目です。
開発：Cygames
ジャンル：育成シミュレーション
プラットフォーム：iOS/Android/PC
配信：日本
利用料金：無料（一部有料コンテンツあり）
URL：
・AppStore
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