旭岳賞: 門別 2000m
2015年に創設された重賞で、当初はマイル戦として開催されていましたが、2018年に2000m戦に変更されました。1995年〜2000年にも同名の重賞が開催されていましたが、2015年の新規創設に伴い回次のカウントがリセットされています。
創設初年度となった2015年から第3回開催となった2017年まで、石川倭騎手が3連覇を達成しています。
ホッカイドウ競馬の中距離路線といえば、春にはコスモバルク記念 (1800m)と赤レンガ記念(2000m)が開催されていますが、(夏の牝馬限定の中距離路線を除く場合)久々の中距離重賞となるのが、この旭岳賞です。
ここから、晩秋の大一番・道営記念(2000m)に向けて始動する馬が多くいます。
特に好メンバーが集まったのは、2019年。
ディフェンディングチャンピオンのスーパーステションをはじめ、地方所属でジャパンカップ7着・日経賞4着さらには香港GI遠征を果たしたハッピーグリン、JDDを制覇して2017年度 NARグランプリ年度代表馬に輝いたヒガシウィルウィン、本レースで連覇経験のあるオヤコダカ、2017年アンタレスS勝ち馬モルトベーネ、道営記念勝ち馬ステージインパクトなど、少頭数でありながら目移りするようなメンバーが集まりました。
標高2291mと、北海道で最高峰の旭岳。
まさにホッカイドウ競馬の中距離最高峰が問われるレースになるのではないでしょうか。