[POG2022-2023]注目馬紹介~一口クラブ・シルクレーシング編~

2019年産駒も既に勝ち上がり率4割超え。
キタサンブラック初年度産駒イクイノックスが皐月賞・ダービーで2着になるなど、馬券は勿論、POG的にも見逃せない存在感を放ち続けるシルクレーシング。

そんなシルクの2020年産所属馬から、早期デビューを狙えそうな仔を中心に個人的な注目馬を4頭ほどご紹介したいと思います。

モルジアナの20

牡馬
スクリーンヒーロー×モルジアナ
2020年02月13日生まれ

ノーザンファーム生産
美浦)木村哲也厩舎

まずはこちら、モルジアナの20です。
競走馬名はマローディープ。

現役時代中央で4勝を挙げている母8歳時の2番仔で、1つ上の半姉コラリンが既に中央2勝を挙げています。

募集総額は4000万円。

初見では、それぞれのパーツが大きくて筋肉質、柔らかいと言うよりはパワフルでいかにも力強そうという印象でしたが、そのイメージ通り成長しているようで最新の馬体重は500㎏超え。

既にゲート試験も合格し短期放牧からの再入厩も果たしているようで、早期デビューからの短めのところでの活躍に期待している1頭です。

パーシーズベストの20

牡馬
モーリス×パーシーズベスト
2020年01月27日生まれ
ノーザンファーム生産
美浦)宮田敬介厩舎

2頭目はこちら、パーシーズベストの20です。
競走馬名はアルファインディ。名馬が多いと言われる左後一白の馬ですね。

現役時代、中央で2勝を挙げている母7歳時の初仔になります。

募集総額は3600万円。

小さく出がちと言われる初仔ですが、この馬は募集時点で管囲20.7㎝、馬体重も430㎏。
牝馬より成長期が遅めにくることが多いと言われる牡馬ですし、サイズは問題なさそうです。その後の情報では452㎏に達しているようです。

特別大きくはありませんが、しっかり成長してくれていると言えるでしょう。

現状はパワフルなタイプではないですが、『サクサクとスムーズに歩けていて綺麗な仔だなぁ』という印象を受けます。
ゲート試験を1発合格後ノーザンファーム天栄で更なる基礎体力の向上に努めているところだそうで、こちらも早期デビューが期待できそうです。

ハーレクイーンの20

牡馬
ハーツクライ×ハーレクイーン
2020年02月09日生まれ
ノーザンファーム生産
栗東)藤原英昭厩舎

ここからは、栗東の所属馬を。
まずはハーレクイーンの20です。
競走馬名はアッシュフォード。

海外で1勝、G1や重賞でも何度も掲示板に食い込む活躍をあげた母の2番仔です。半姉が中央デビュー済みで、新馬戦3着となっていますね。

募集総額は5000万円。

個人的に、シルクでの一次募集では一口10万以上の仔は見ないことにしていますのでこの仔もスルーしていたのですが、改めて見てみますとこの値段設定も納得という感じの馬でした。

測尺充分、脚が長く綺麗な馬体をしていて、歩様を見てみてもしっかりスムーズに歩いています。筋肉の質も柔らかすぎず硬すぎずな印象。

今回取り上げさせていただいた馬の中で唯一、記事を書いている時点でまだ北海道にいる仔になります。早期デビューというわけではなさそうですが、牧場での評価もやはり高いようですし、これからが楽しみな1頭です。

サダムグランジュテの20

牡馬
シルバーステート×サダムグランジュテ
2020年02月02日生まれ
白老ファーム生産
栗東)音無秀孝厩舎

最後の1頭はサダムグランジュテの20。
競走馬名はナイトキャッスルです。

現役時代中央で5勝を挙げている母の、12歳時の仔です。デビュー済みの兄姉は5頭いて、中央勝ち上がりは3頭。この仔の1つ上の半姉が私のキャロット初出資馬グランパドゥシャで、新馬戦は2着でした。

募集総額は2400万円。

募集時から500㎏を超える立派な馬体でグイグイ歩けていましたが、調教が進んできた現段階ではそこにスピードが加わって、良い動きを見せているようです。

馬体重がかなりあるので脚元への負担等考慮しながら慎重に進められているようですが、既に本州入りは果たしていてゲート試験も合格済み。

この世代のシルク一次募集での総申し込み口数1位、必要実績ボーダー2位という人気募集馬でもありましたし、これからどのような活躍をみせてくれるのか注目している1頭です。


以上、私が今年のPOG指名候補として注目していますシルク所属馬4頭でした。

皆様のPOGの参考になりますと幸いです。

※写真はクラブ公式ホームページより。募集開始時のものを使用しています。
※記事内の産駒成績等は5月8日現在のものになります。
※本記事はクラブ様の許可をいただき書かせていただいております。無断転載等はご遠慮ください

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