新年度最初の阪神競馬場メインレースは、コーラルステークス。ダート短距離で行われるリステッド競走だ。
今年は、3勝クラスから勝ち上がった馬やオープンクラスで実績を積んだ馬など、多岐にわたるメンバー構成となった。
久々の晴れ間の中行われるレース。
いったいどのようなレースとなったのか。
レース概況
フルゲート16頭が揃ったコーラルステークス。
人気を集めたのはオープンクラスでも安定感あるテーオーターゲットだった。前走3着からの巻き返しに期待が集まった。2番人気は3勝クラスから連勝を狙う素質馬グレートウォリアー。さらに重賞馬サヴィ、オープンで実績あるレシプロケイトのゴドルフィン2頭も人気を背負った。
向こう正面は綺麗な桜が広がっていた阪神競馬場。
その桜の下芝コースでゲートインが完了し、レーススタート。
揃った16頭の中好スタートを決めたサヴィがまず前を伺うも、それを制してリアンヴェリテが先頭を主張した。この2頭が少し後続を離し、3番手にはメイショウテンスイが上がっていく。
その後ろにぴったりと付けてロードアクシスとテーオーターゲットが3番手グループを形成。レシプロケイトとグレートウォリアーは中団を追走した。
3コーナーを迎えると完全にリアンヴェリテの単騎逃げに。
後続に5馬身ほどのリードをつけて、ラップを刻む。
2番手以降は固まり始め、中団馬群に居た各馬がピッチを上げて前へと迫った。
4コーナーカーブから直線。
大きなリードを得たリアンヴェリテは逃げ切りを目指して国分恭介騎手のステッキが入る。2番手の一線からは赤い帽子のサヴィやメイショウテンスイ、さらにはテーオーターゲットやグレートウォリアーが追い込むも、全く前と差が詰まらない。
完全に抜け出したリアンヴェリテが悠々のゴールイン。
自分のレースに徹したリアンヴェリテの、圧勝であった。
各馬短評
1着 リアンヴェリテ (国分恭介騎手 5人気)
乾いた馬場で、圧巻の逃げ切りだった。
スタートこそ五分の出だったが、押っ付けてハナを主張。コーナーで一気に後続を突き放し、直線でもアドバンテージを活かして逃げ切った。
結果的には影をも踏まさない逃げ切り勝ち。約1年半ぶりの勝利を華々しく飾った。
2着 バティスティーニ (鮫島克駿騎手 11人気)
最内から追い込んだバティスティーニが、2着に浮上した。
道中はやや中団後ろに構え、直線での伸びにかける競馬。直線では最内にコースを構え、先行集団がもがきあっている中コースを見事に突いて2着に食い込んだ。
人気を落としてはいたが得意コースで見事な巻き返しとなった。
3着 テーオーターゲット (松山弘平騎手 1人気)
1番人気を背負ったテーオーターゲットは3着となった。
道中は先団を追走。直線でも先団から前へとついどうしたが中々差が詰まらず、3着を確保する形となった。
しかし苦しいレースの中で3着を粘り通して確保した脚は見事。力強さを感じるレースであった。
総評
新年度最初のオープンレースは、リアンヴェリテの逃げ切りとなった。
スタートから気合を入れて先頭を奪うと、全く各馬を寄せ付けない走りを披露した。久々のオープン勝利となったリアンヴェリテ。次なる目標は、GⅢ制覇か。