夏の2歳重賞第3弾、札幌2歳ステークス。かつては、ニシノフラワーやビワハイジ、ジャングルポケット、アドマイヤムーンなど、後のGI馬や年度代表馬を多数輩出する出世レースだった。 近年は、そこまでの大物が出ていなかったものの、2020年の勝ち馬ソダシは、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞を連勝。5戦無敗でオークスに駒を進め...
レース回顧の記事一覧
佐賀競馬場1400m戦のサマーチャンピオン、文字通り夏の交流重賞として開催されます。今年はJRAから4頭、地元佐賀競馬から7頭が参戦し11頭立てでの開催になりました。ところが、先週末に新潟競馬場で騎乗していた丸山元気騎手に新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまった影響で、サクセスエナジー、ラプタス、イメルの3頭は急遽乗...
8月最後の週末。札幌競馬場ではサマースプリントシリーズのキーンランドカップが行われた。 夏競馬も佳境を迎え、各シリーズのポイント争いも気になるところながら、秋のG1へ向けての大事な前哨戦とも言えた。このキーンランドカップも約1か月後に迫ったスプリンターズステークスに向けて大事な一戦。 夏の終わりが見える北の大地で、短距...
夏競馬に行なわれる2歳重賞の第二弾、新潟2歳ステークス。ローカルらしい小回りで直線が短い競馬場で行なわれる他の3レースとは異なり、日本一長い直線を使って行なわれる点が、このレース最大の特徴といえる。 2021年の出走頭数は12頭。人気は3頭に集中し、その中で1番人気に推されたのがアライバルだった。ノーザンファームの生産...
2021年8月22日。メインレースを終えた小倉競馬場は拍手に包まれた。 雨の中でのレースとなった今年の北九州記念は競馬史に残るメモリアルなレースとなった。1200m先に存在したドラマは一体何か──小倉のメインレース北九州記念を振り返る。 レース概況 依然として雨模様が続く日本列島。 日曜の小倉競馬でも雨が断続的に降り続...
夏競馬最大のレース、札幌記念。GⅡに昇格以降は数多くのGⅠ馬が参戦し、凱旋門賞など、海外に遠征する馬の前哨戦としての役割も果たしてきた。 2021年は、4頭のGⅠ馬を含む13頭が出走。人気は、新旧の牝馬クラシック勝ち馬2頭に集中した。 1番人気に支持されたのはラヴズオンリーユー。 2019年のオークスを制して以降、なか...
夏競馬もいよいよ折り返し。 各サマーシリーズも佳境を迎え、ポイント争いに注目が集まる。新潟競馬場では、サマーマイルシリーズの関屋記念が行われた。日本屈指の広大なコースを舞台に今年はどのようなスピードレースが繰り広げられるのか。 レース概況 日本列島で大雨が降りしきった週末。 土曜競馬では小倉を中心に雨の影響を受けたが、...
サマー2000シリーズ第3弾の小倉記念。2020年は、3連単の配当が100万円を超えるなど、数年おきに波乱の決着となっている。2021年は、レース当日にアールスターが取り消して出走9頭の少頭数。重賞勝ち馬も不在で、なおかつ稍重馬場での開催は7年ぶりと、例年にはない条件の下で行なわれた。 単勝オッズ10倍を切ったのは6頭...
秋のG1を見据えて走り出す夏競馬、門別ではブリーダーズゴールドカップが開催されました。中央から5頭、地元北海道から5頭の10頭立てでの開催予定でしたが、レーヌブランシュが競走除外、サイファリスが出走取消したため、8頭立てでのレースになりました。出走したメンバーの中ではマルシュロレーヌが57キロ、それ以外のメンバーが55...
夏競馬真っ盛りの競馬界。国内では東京オリンピックで盛り上がる中、函館ではそれに匹敵するほどの楽しみな重賞競走が行われた。約8年ぶりに函館競馬場で行われるG3・エルムステークスである。実績馬が多数北の大地に揃い、秋以降のビッグレースにも必ずつながるであろう重要なダートグレードレースとなった。大混戦大激戦の末、「函館砂の王...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
-
[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
-
[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
-
[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
-
[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~
-
[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~
-
[重賞回顧]古馬相手でも適距離では負けられない! 混戦を断った3歳馬シックスペンスが、秋初戦を快勝~2024年・毎日王冠~