アネモネステークスは、関東で唯一行われる桜花賞のトライアルレースで、2着馬までに桜花賞への優先出走権が与えられる。 今年の出走頭数は15頭。 例年通り人気は割れたが、1番人気に推されたのは、関西馬のルチェカリーナだった。今回のメンバーで2頭しかいない2勝馬のうちの1頭で、実績は上位。ここまで5戦2勝で2~4着が1回ずつ...
レース回顧の記事一覧
春の嵐が吹き荒れ、記録的な大雨に見舞われた日本列島。週末にかけて降った雨は競馬にも影響を及ぼし、各3場の競馬場は馬場コンディション悪化の中でレースが行われた。 中山競馬場も天候雨の不良馬場でレースが進み、2年連続不良馬場で中山牝馬ステークスを迎えた。 雨、不良馬場、そして急坂と、牝馬にとっては苦しい環境が揃ってしまった...
金鯱賞は、創設当初と比べて施行時期や条件が度々変わってきたが、2017年に大阪杯がGⅠに昇格してからは、その前哨戦として3月に行われるようになった。また、同年から、1着馬に大阪杯への優先出走権が与えられている。 今年の出走頭数は10頭と少なかったものの、GⅠ馬が4頭も出走。豪華なメンバーが集結したが、中でも注目は、20...
女帝・アーモンドアイやラッキーライラック、さらにフィエールマンなどG1戦線で活躍した名馬がターフを去った2021年シーズン。世代交代が進み一気に混とんと化した各路線であるが、短距離戦線も例外ではない。昨年圧倒的なスピードで短距離戦線を平定したグランアレグリアが大阪杯出走を表明し、さらにG1馬のタワーオブロンドンが競走馬...
まずこのレースを回顧するにあたり、私が発した言葉を振り返り、並べて書いてみる。 「あ!」「お?」「え?」「危ない!」「大丈夫……?」「先頭!?」「うーん、さすがに」「嘘!?」「あああ!」だ。 正直に言って私の注意は終始、メイケイエールに向けられていた。白熱したレースでは興奮し声を出すことがあるが、何が起こるかわからない...
弥生賞は、3着までに皐月賞への優先出走権が与えられるトライアルレース。これまでにも三冠馬3頭をはじめ、幾多の名馬がこのレースをステップに一流馬へと上り詰めた。 2020年からは、そのうちの一頭であるディープインパクトの名をレース名に冠して行われている。 出走頭数は10頭だったが、人気は2頭に集中し、中でもダノンザキッド...
いよいよ本格的な3歳戦線が始動する時期が訪れた。土曜日には3歳スプリント戦、マーガレットステークスが開催。スプリント戦線からマイル戦線までの頂点を目指す11頭が集った。例年と違い3週目の開催となる今年はどんな展開があるだろうか。 レース概況 少頭数となった今年のマーガレットステークス。オープン特別や1勝クラスで実績をも...
高松宮記念のトライアル第1弾、阪急杯。近年では、ロードカナロアやコパノリチャードが勝利したのち、高松宮記念を制している。前年に引き続き、観客のいない競馬場での開催となった。 マイルのGI勝利の経験がある3頭など、17頭が出走。GIIIながら同日開催の中山記念(GII)よりも豪華と言えるほどのメンバーが揃った。 実績通り...
春競馬の開幕を告げる伝統の中山記念は、勝ち馬に大阪杯の優先出走権が与えられる。しかしそれだけでなく、ドバイや香港へ遠征を控える馬にとっても、重要な前哨戦となっている。 今年は、GⅠ馬の出走こそなかったものの、久々に多頭数となり、春の大レースに向けて弾みをつけたい馬が数多く出走していた。 最終的に単勝オッズ10倍を切った...
競馬界で別れの季節となった2月最終週。数々のホースマンの想いが交錯した1週間だったが、3歳戦では長距離リステッド競走すみれステークスが行われた。パワーと脚力を要する阪神2200mでどのようなレースが繰り広げられるのか。 レース概況 今年のすみれステークスは8頭立て。その中で注目は大外のディープモンスターに集まり、単勝1...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
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[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~