こんにちは。ウマフリライター、徳澤泰明です。
この連載では、「何故か自然と馬の近くに集まる猫たち」「そして、そのまま仲良くなっている馬と猫の不思議な関係性」をとらえた写真を紹介しています。
今回は、皆様からいただいた写真の中から、牧場などで活躍している(ように見える!?)ものを中心にチョイスしました。
お酒でも片手に緩く楽しんでいただければ幸いです。
では、見ていきましょう!
1.削蹄師さんの指導員!?
今回の一枚目は、人が削蹄するところを見守るコロッケ(猫)ちゃんです。
与那国馬は爪がとても丈夫で、蹄鉄をつける必要は無いのですが、少なくとも3ヶ月に1度くらいのペースで削蹄や調整が必要だそうです。
コロッケちゃんも、見守る事に関してはもうベテランの域です。
2.猫のソムリエさん!?
馬繋場の前のバケツで水を呑み、硬度や風味などを確かめています。
奥に見えているのは、丸洗い後に気持ち良く日に当たるサンライズマックスの脚。
2007年から3年連続でJRA重賞を勝った名馬。しっかり味を確かめなければ……。
3.ベッドメイキング!?
馬房の主(タッチノネガイ)が放牧中に眠り、寝心地の良さを確認しています。
なお、こちらの猫は、当連載の第1回目でご紹介した時には名前が無かったのですが、公募の結果「メトちゃん」となりました。
アイヌ語でネコを指す「メコ」と、(ノーザン"レイク"にいるため)湖を指す「トー」を組み合わせたそうです。
4.「毎日いる」だけで、大事な役割を果たしています
猫のチョロちゃんがここにいるだけで、雀が巣を作らなくなるそうです。
牧場などに猫が実際にもたらしてくれる恩恵は、人の目に見えないようなところにこそ多くあるのかもしれません。
毎日いるからこそ、ちょっとした異変にもすぐに気付いて知らせてくれます。
交代の時間でしょうか。
5.牧場に通う方々にとっても大切な存在
アロースタッド、ノーザンレイクにいる猫の写真を、それぞれ第一回目の記事での紹介時と同じ撮影者さまよりいただきました。
牧場に行く際、馬や人だけでなく「あの猫に会いに行きたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
いつも通り、出迎えてくれます。
もう、すっかり仲良しです。
6.もちろん、馬にとっても……
毎日ただ一緒にいる事で、安心を与え合えているのかもしれません。
常にお互い、「ホースセラピー」「キャットセラピー」状態ですね。
7.人と馬と、季節とともに
これまでも、これからも、人と馬との不思議な関係性を保ちつつ様々な季節やイベントを迎え、多くの癒しと思い出を与えてくれる事でしょう。
「馬が合う猫」第3回、いかがだったでしょうか。
馬と猫どちらも大好きな筆者は、多くの素敵な写真を見るのが楽しくて、記事を書き終えるのが寂しいくらいでした。
馬は好きだけど猫はあんまり…という方が新たな興味を抱くキッカケの一つになったり、どちらも好きだった方が一層それぞれを好きになったり、そのような記事に出来ていれば幸甚です。
それでは、また。
お写真、まだまだ募集中です
現在、馬の近くにいる猫の写真を募集しております。
牧場関係者様、厩舎関係者様、牧場巡りが好きな方、その他素敵なお写真お持ちの方、Twitter等から筆者(徳澤)まで気軽にご連絡ください。
※他のお写真との兼ね合い等で、掲載まで時間がかかる事や、掲載できない場合がある旨、予めご了承ください。