こんにちは。
一般社団法人『馬と歴史と未来の会』理事長の上田優子です。
先日、私たちの「りんごの木オーナー」の取り組みについてご紹介致しました。
今回は、その繋がりから派生した、もうひとつの引退馬支援に関する取り組みをご紹介致します。
それは『りんごジュースの販売』です。
「りんごの木オーナー」でご協力いただいている農園のりんごたちを、ジュースにして、昨年から『FUMIERPROJECT』の商品として販売しています。
ジュースの売り上げから引退馬のリトレーニング器具などを購入し、寄贈しようという取り組みですが、これも他の活動と同様に、多くの方々のあたたかなご協力・ご支援により、実現に至りました。
ジュースへの加工をしてくださっているのは、地元の農家さんたちが使う丸モ農協さん。これは、果樹園の方からご紹介いただいたご縁によるものです。
パッケージのデザインは、岩手ジョッキー缶バッチなどを作成している鞍馬さん、馬絵師の斉藤いつみ先生・加藤美生子先生が引き受けてくださいました。初年度は鞍馬さんのデザインのみでしたが、今年は斉藤先生・加藤先生に加勢いただいたことでバリエーションが豊富になり、見た目にも楽しい仕上がりになりました。
この3種類のラベルは、りんごジュースの味ごとに分けていますので、是非ともデザインコンプリートしていただきたいなぁと思います。
肝心のジュースの出来栄えですが、りんごが完熟するまで樹上でおいてから収穫するという手法をとっていることで、香りを保ちながらも酸味と本来の甘みを楽しむことができるようになっています。おかげさまで、非常に美味しい商品になったと自負しています。
今年は収穫時期がずれ込んだためジュースも遅めのスタートになりましたが、現在2種が発売開始になりました。
さらに12月には、ふじとミックスも加わります。
大変有り難いことに昨年は早々に完売しましたので、ご興味のある方はお早目にご注文ください。なかなか大量生産はできないということもあり、売り切れたら次の収穫まで製造はかないません。
飲み方は、冷やしてもいいですが、これからの寒い時期ですと、寝る前のホットりんごジュースもおすすめです。アルコールの苦手な私にも、ホットワインのような効果をもたらしてくれている気がします。
注文はWEBから出来ますが、乗馬クラブ様など、販売してくださるショップ様も募集しています!
いつか「りんごの木オーナー」が盛んになり生産数の計算などもつくようになれば、返礼品や馬へのプレゼントを差し引いた余剰りんごから、このジュースを作ろうという計画もあります。ぜひ、近い未来に実現したいです。
こうした良い循環を作り、それを定着・発展させていけたらと願っています。
興味のある方は、ご協力をお願い致します。