競馬の世界には様々な「人」が関わっている。騎手、調教師、厩務員、獣医師、装蹄師──。そして、競走馬を所有する「馬主」もまた、競馬に欠かすことの出来ない「人」だろう。 さて、みなさんは「馬主」というと、どんな人物を想像するだろうか?例えば、キタサンブラックの北島三郎氏。もしくは、コパノの冠名でお馴染みのDr.コパ氏。 そ...
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ウマフリライターの記事一覧
生きとし生けるものである限り、別れは突然来る事がある。我々人間も、競走馬も、それは変わらない。彼の訃報も突然だった。 シャケトラ。 劇的な復活を遂げながらも、そこから数ヶ月のちにこの世を去る事となった重賞馬だ。彼の主な勝ち鞍は2017年日経賞・2019年AJCC・2019年阪神大賞典。しかしこの実績だけが、彼の全てでは...
東映AGから発売中の「トレーディングmini色紙」。 ターフィーショップや通販サイトなどで好評発売中の人気グッズだ。 第一弾のキタサンブラックを皮切りに、第二弾オジュウチョウサン・第三弾ゴールドシップ・第四弾2018年度JRA賞馬と、シリーズごとに名馬にスポットをあてて色紙を作成してきた。 色紙は各シリーズ、ノーマルと...
新しい乗馬のフリーマガジン「馬旅」。2019年の4月1日に創刊号が発行されたばかりという、まさに新進気鋭の馬系メディアだ。4月、7月、10月、1月の年4回というペースで発行していく予定で、電子ブック化されたWEB版もすべて無料。 さらに配布場所は、全国の乗馬倶楽部約200箇所という幅広さを誇る。(配布場所一覧はこちら)...
2008年3月4日。 5歳牝馬アドマイヤキッスは右第3中手骨の骨折加療中に馬房で暴れた際、同じ部位を開放骨折──それは、手の施しようの無い重症であり、すみやかに安楽死の処置がとられた。 すでに重賞4勝を挙げていた、当時の現役で有数の名牝。彼女が長いトンネルを抜けて復活を遂げた京都牝馬Sから、僅か30日後の出来事だった。...
馬と人の歴史は、5千年も前に遡る。 農耕馬や移動の手段といったように、古来より馬は人のよきパートナーだった。しかし馬と人の関係は時代と共に変化し、今は馬が身近な存在とは言えなくなってきている。 現代の日本では「馬」と言えば競馬を一番にイメージする人は少なくないだろう。迫力あるレースを繰り広げては、力強く、時に激しく駆け...
競走馬における生来の気難しさというか、いわゆる「癇性(かんしょう)」……もっと言えば「狂気」と呼ばれる類の難儀な性格は、代を経ても失われずに子孫に受け継がれることがままある。 有名なのは、かの詩人・寺山修司が「一族の呪い」と形容した種牡馬モンタヴァルのファミリーだろうか。その狂気に加えて不幸が続いた故、直系は残らず、2...
1997年2月16日、この年に中央競馬史上初のダートG1に昇格したフェブラリーS。その日は典型的な不良の泥田馬場だった。 直線半ば、コースの最内を通ったシンコウウインディがバトルラインを交わし切り、外から伸びる1番人気ストーンステッパーに勢い良く競り掛ける。 前年暮れのスプリンターズSを僅か1cm差で逃した熊沢重文騎手...
みなさん、こんにちは! この度、初めて寄稿することになった山海堂と申します。 趣味は競馬場/牧場巡りと飲み歩きという、その辺に大量生産されているであろう、ごくごく普通のおじさんですが、どうぞ宜しくお願いいたします! さて、今回は競馬場のグルメを紹介していきたいと思います。 舞台は真夏の園田競馬場。 では、早速行ってみま...
調教師「田島良保」という名前を耳にしたとして、同氏の管理した競走馬が頭に思い浮かぶ方は、もしかすると少数派かもしれない。 ……とは言え、あのテイエムオペラオーを大阪杯において4着に沈めたトーホウドリームや、揃って重賞ウイナーに上り詰めたスプリングバンブー&バンブーユベントス母子を育てたのだから、「名伯楽」とは呼べないま...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~