数多の競馬シーンを1ページずつ読み解いていくと、どの競走馬にも運命の分かれ道と思える瞬間が見つかる。 勝利で拓ける道もあれば、勝利が回り道の入り口になることもある。敗北で絶たれる道もあれば、敗北が飛躍の契機となることもある。「生まれた時代が早すぎた」と言われた馬が、それ故に大きなチャレンジを成し遂げて名を残すこともある...
norauma
淀を中心に活動。物心ついた時から競馬ファン。馬事文化を愛し、馬が創る物語を丁寧に読み進め、小さな魅力を育む言葉を紡ぎたい。/”志馬 悠”のペンネームで星海社『競馬 伝説の名勝負 GIベストレース』に参加させて頂きました。
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2011年4月27日。衝撃のニュースが競馬界を駆け抜けた。 ──メジロ牧場、解散へ。半世紀に亘る歴史に幕。 メジロアサマ・メジロティターン・メジロマックイーンによる父仔三代の天皇賞制覇、メジロラモーヌによる史上初牝馬三冠、メジロライアンとその仔メジロブライト、メジロドーベルが果たした記憶に残る数多のG1制覇、そして個性...
条件戦を際立つパフォーマンスで突破し、勢いそのままに古馬重賞へ挑む馬には、独特の魅力がある。 「前走の内容は圧倒的。ここも通過点。まだまだ底は見せない」 「いや、ここは一気の相手強化となる。ペースも違うし経験不足。そう簡単にはいかないのでは?」 競馬ファンは思い思いの評価を下し、その結末を予想する。そして多くの場合、歴...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]自身の走りに徹したダノンデサイルが、ダービー馬の貫禄と実力を示し重賞3勝目~2025年・アメリカジョッキークラブC~
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[重賞回顧]鮮やかな追込みを決めたニシノエージェントが、クラシック戦線に堂々と名乗り!~2025年・京成杯~
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[重賞回顧]キズナ産駒リラエンブレムが、デビュー2連勝で出世レースを突破!~2025年・シンザン記念~
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[重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~