それぞれの競馬愛 ミホノブルボンと少女と、水色の馬 2018年5月22日 子どもの頃、わたしにはたくさんの友達がいた。猫に犬、うさぎにペンギン。少女だったわたしは、たくさんのぬいぐるみに名前をつけて遊んでいた。 もうどんな名前をつけていたかほとんど忘れてしまっているが、今でも覚えている2人の友達がいる。うさぎのジュリエットと、水色の馬のミホノブルボンだ。 ミホノブルボンのことは、今でも時々思... ウマフリライター
「名馬」を語る テイエムオペラオー〜年間無敗の王者が受け継いだもの〜 2018年5月20日 年間無敗。重賞8連勝。G1、5連勝。古馬中長距離G1、完全制覇。 新世紀の幕開けで世間が沸いていた2000年、偉大なる記録をたった1年で連発した名馬がいた。テイエムオペラオー。強力な世代に挟まれながら、1年間を通じて"競馬界最強"という称号を守り抜いた、絶対的王者だ。 17年越しのドラマ このドラマは、1982年から始... ウマフリライター
「名勝負」を語る ハナ差、同着、横一線。語り継ぎたい大接戦のオークス! 2018年5月19日 大接戦のオークス──その言葉で、あなたはどのオークスを思い浮かべますか?怒涛の追込みからのハナ差決着。長い写真判定の末の同着。5着までが横一列でのゴールイン……。誰もが勝利を確信する圧勝劇も気持ちが良いものですが、手に汗握る大接戦のゴール前はまた違った熱狂があるかと思います。 オークスという一世一代の大舞台で繰り広げら... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 僕たちの『HOT HOLIDAYS!』 2018年5月15日 「うわ~人がいっぱいだね~!!」「このころから競馬ってあったんだ~」「え~!?ジョッキーってこんなに体重軽いの!?」 こんな驚きの声が私の周りにあふれたのは、2018年5月6日の事です。NHKマイルカップ開催当日の東京競馬場。 その日は私にとって、忘れられない1日となりました。 現在大学生の私は「一橋乗馬&競馬サークル... ウマフリライター
「名勝負」を語る ダービーを勝つということ 2018年5月11日 とある本によると、競馬発祥の国イギリスで初めて「ザ・ダービーステークス」が開催されたのは1780年だそうだ。その2年前に創設されたセントレジャーステークスに続いて行われたクラシックレースだった。当時1マイルで開催された「ザ・ダービーステークス」は当初、権威あるレースとは考えられていなかった。3歳クラシックレースが権威を... 勝木 淳
それぞれの競馬愛 笠松のアイドル馬 ウイニー 2018年5月8日 はじめまして。私は、岐阜県にある笠松競馬場で誘導馬をしている「ウイニー」を応援している『ウイニーファンクラブ』の管理人です。 今回はウマフリ編集部さんからこのような機会をいただいて、私たちの愛するウイニーを紹介していきます! ウイニー ウイニーは芦毛のイケメンポニーです。ポニーで、誘導馬──おそらく、日本で1番小さい誘... ウマフリライター
競馬場を楽しむ 南国土佐 高知競馬場 2018年5月6日 高知競馬場は四国唯一の競馬場として、レースが開催されています。 一時期は経営が非常に苦しいところまでいきましたが、ネット投票の普及、地方競馬史上初となる通年ナイター開催(夜さ恋ナイター)、全国区で活躍する馬や人の登場、その他関係者の様々な努力・工夫なども相まって、経営状況は大幅に改善してきています。そのため、賞金も底を... ウマフリライター
「名馬」を語る サンレイデューク~駈け抜けた歴史、見届けた歴史~ 2018年5月3日 幾多の名馬が障害コースを駈け抜けてゆく。障害王者のバトンが、次世代へと託されてゆく──。 長年、障害競走の歴史を見続けた彼。自身もまた、その障害界の中心として君臨し続けた。 2012年から2018年、6年に渡り障害界の第一線で活躍した名馬──彼の名は、サンレイデューク。 時は遡り、2014年・東京ハイジャンプ。中団を走... 川井 旭
「名馬」を語る スペシャルウィーク~名牝系の末裔が「日本の総大将」と呼ばれた日~ 2018年4月27日 2018年4月27日、1頭の名馬がこの世を去った。その馬は、常に勝利してきたわけではない。中には、現役時代を通じて一度も勝てないライバルもいた。 しかし気が付けば、彼は『日本の総大将』として、レースに出走するほどの存在になっていた。日本有数の名牝系の末裔。 東京優駿(日本ダービー)に外国馬の出走が認められるようになった... ウマフリライター
「名馬」を語る 砂上の名馬列伝 コパノリッキー~砂上に煌めく金字塔~〔後編〕 2018年4月26日 2度目の骨折と低迷期 フェブラリーステークス連覇の直後の事でした。またしてもコパノリッキーの骨折が判明。今度は左前足のトウ骨の骨折で、半年間の休養を余儀なくされてしまいました。 そして迎えた復帰戦、10月上旬の日本テレビ盃。同期のクリソライトの厳しいマークに苦戦し、3着に沈みます。4歳のフェブラリーステークスでGIを勝... Shin