いよいよ香港国際競走の時期がやってきました。今年も日本からは多くの競走馬が各競走に出走を予定しています。中でも香港カップはモーリス、ステファノス、クイーンズリング、ラブリーデイなど錚々たるメンバーで昨年に続く日本調教馬の制覇が期待されます。その昨年の優勝馬はエイシンヒカリであり、今年は連覇がかかります。 さて、同じエイ...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
こんにちワンアンドオンリー!というわけで、仙台の競馬大好き女芸人みちてです。前回の記事では食卓と言っておきながら、まさかの主食のみで終わってしまう事態……「食べ物」馬はまだまだ大盛りいらっしゃいます! ということで、今回はおかず部門からメシアガレ(オダギラー) イクラトロ 14年夏の3歳未勝利戦では「トーアイタダキ」と...
今年からはじまった日本での海外馬券の発売に、胸躍らせた人は少なくないはずだ。それに加え、2016年はマカヒキやラニ、エイシンヒカリら日本馬の海外遠征が何かと話題となった一年だった。……と、今年を締めくくってしまうのはまだ早い。12月には香港国際競走があり、さながら母国のレースであるかのような日本馬の顔ぶれで香港カップが...
「1マイルって何メートル?」突然尋ねられたこんな問いにも、競馬ファンならば瞬時に答えられることだろう。競馬をしているとよく耳にするマイルやハロンは、ヤード・ポンド法における距離の単位である。1ハロンは約200メートル、8ハロンで1マイル。そう、つまり1マイルは約1600メートルということになる。それさえわかれば、この質...
2014年、中山大障害。 表彰台に上がる事のなかった1人の障害騎手が、ウィナーズサークルで、優勝馬レッドキングダムに寄り添っていた。自身の騎乗馬が敗れたにも関わらず、引き手を持ち、満面の笑みで鼻面を撫で、まるで自分の事のようにその勝利を喜んで。レッドキングダムを障害馬として育てあげた、西谷誠騎手である。その確かな信頼関...
こんにちワンダーアキュート!仙台の競馬大好き女芸人みちてです。一気に冷え込み、秋も深まって参りましたね。競馬場へ赴き、熱々のモツ煮を頬張りながら白熱するレースを観戦するのがますます楽しい今日この頃。競馬はスポーツ、サラブレッドは芸術、おまけに競馬場グルメで食欲全開……いやいや!ちょっと待って下さい!唐揚げもお蕎麦もカレ...
サンデーサイレンスの血が飽和することを危惧する声は大きい。これについては様々な意見があろうし、たしかに海外からの種牡馬の輸入によってそれを回避することはできる。日本の馬産を維持するうえで、選択肢の一つに入れるべきだとは思う。 しかし、はじめから輸入ありきで考えてよいのだろうか。種牡馬の輸入には幾つかのリスクが付きま...
最終決戦 ベルモントステークス プリークネスステークスを終えて、ベルモントパーク競馬場に戻ってきたラニと陣営は、最後の戦いに向けて、早くも準備を開始した。 2冠目からは中2週となるベルモントステークス。5月終わりにもかかわらず30℃を超える暑さだったらしく、ラニのために扇風機を設置するなど、調整に抜かりはなかった。 1...
伝説の新馬戦という、競馬ファンの間での語り草となっているレースがある。 のちの皐月賞馬・アンライバルド、ダービー2着馬・リーチザクラウン──その年の牡馬クラシックで「3強」と称されたうちの2頭。さらにはG1を6勝することになる名牝・ブエナビスタ。 そうした馬たちがデビュー戦で運命的な出会いを果たしたのは、2008年10...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
-
[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
-
[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
-
[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
-
[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
-
[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
-
[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~